過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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124: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:27:49.21 ID:RPa3KIXbo
ぱなことうみ「…」


真姫☆(…まぁ、こんなことを言えば困惑されるのも当然ね)

真姫☆(今はともかく…私が脱退するという事実を受け止めてくれれば、それでいいわ)

真姫☆(それ以外はこれから、ゆっくりと理解してくれたら…)


「…ぅ、だったんだ…」


真姫☆「ん?」


花陽「そう、だったんだ…!真姫ちゃんが異世界人…、だったなんて…!」

花陽「カッコイイ…!!」



真姫☆「え」

真姫☆「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?!?!!」



海未「そ、そういう反応なんですか!?」

花陽「え、カッコよくない?異世界人だよ!別の世界なんだよ!?」

花陽「一度そういう人と会ってみたいなぁ…って子供の頃から妄想してたの!」

花陽「そ、それがまさか真姫ちゃんがそうだったなんて!ゆ、ゆ、夢みたいっ!!」

ことり「あ、あははは…ま、まぁ…花陽ちゃんがいいなら、いいんじゃない…?」

真姫☆「い、いいの?私がもうアイドルできないって言った時はあんなに取り乱してたのに…」

花陽「あっ…うん。それは残念だけど、でも…できない理由があるなら仕方ないかなって。真姫ちゃんに怪我して欲しくないし…」

花陽「それに、今すぐいなくなっちゃうとかそういうわけじゃないなら…真姫ちゃんの考えを尊重しようって思ったんだ」

海未「はぁ…、まぁいいでしょう、私も半信半疑ですが…今はそれでいいとします。問題は…」

ことり「真姫ちゃんが抜けた穴を、どうするか…だよね」

真姫☆「私の考えは当然…アイツよ」

ことり「アイツって…」

花陽「真姫ちゃんで言うところの…この世界の真姫ちゃん、ってこと?」

真姫☆「…えぇ。私の抜けた穴を埋めるには、私が一番でしょう」

海未「し、しかし…あなたの言葉を信用するならば、彼女のアイドル経験はあなたの数十分の一ほどでしょう…」

海未「なにせ、あなたは今年の春からずっとアイドルをしているのに対して彼女は…ほんの数日なのでしょう?」

ことり「本当なら真姫ちゃんと時々交代させてじっくり育てていくつもりだったんだもんね…」

真姫☆「…そうね。ダンスの技術も、歌の技術も、私とあの子は随分と離れているでしょう」

花陽「確かにあの真姫ちゃんは…歌、ヘタだったなぁ…。驚くくらい」

真姫☆「…でも、そんなの関係ないわ。だって私たちが目指しているアイドルは…」

真姫☆「どんな女の子でも、なろうと思えばなれる…夢に溢れたスクールアイドルなんだもん」

真姫☆「シロウトの技術でも、数日でアマチュア程度には仕上げてみせるわ」

ことり「ふふっ…、相変わらずムチャクチャだなぁ…」

花陽「そんなムチャでも…真姫ちゃんなら無理じゃないかもって思わせられるのが、不思議だよね」

海未「…しかし、彼女は今、アイドル専攻の指導補佐、なのですよ。いわば、私たちの敵中の敵。親玉のようなものです。それをいきなり引き抜くなんて無理なのでは…」

真姫☆「そうね。…無理な可能性の方が高いと思うわ」

海未「えぇ…認めてしまうのですか」

真姫☆「…だから、その時のためにもちゃんと、保険は用意してあるわ」

真姫☆「そうでしょ?…希」


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