過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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163: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:58:36.92 ID:FQpktT/vO
真姫☆「穂乃果…?」

海未「ことり、それはありえません。だって、穂乃果は…」

ことり「…ぅ」

海未「穂乃果は、絵里先輩のやり方に同調しているのでしょう?」

海未「…そんな、絵里先輩を裏切るような真似に、協力してくれるとは…」

真姫☆「…」

花陽「作戦に協力して欲しい、ってなると、事情の説明もあるだろうし…」

花陽「生徒会長に真姫ちゃんが二人いる、なんて知られちゃったら一巻の終わり…」

真姫☆「…いえ」

花陽「え?」

真姫☆「穂乃果…、アリ、かもしれないわね」

海未「なっ…!ど、どうして!?」

真姫☆「さっき、花陽の言ったこと…私が二人いるという事実だけど」

真姫☆「実は…穂乃果はもう知っているの」

ことり「えぇっ!?そ、そうな…の?」

真姫☆「うん。穂乃果に怪しまれちゃったから希がバラしちゃったんだって。…おかしな話よね」

真姫☆「でも、一週間ほど前の話だというのに、未だ学校側に私たちのことは把握されていない」

真姫☆「生徒会長が、一言報告すれば、すぐ明るみに出るはずのことなのに」

真姫☆「…これって、どういうことなのかしらね」

海未「つまり…穂乃果は、真姫が二人いるという事実を知ってなお、黙っている…ってことですか?」

花陽「あ、あの厳しそうな生徒会長が…!?」

真姫☆「希が言うには…穂乃果は、ちゃんとした優しさも兼ね備えている、だそうよ。寛容な心、っていうのかな」

ことり「…やっぱり、穂乃果ちゃん」

ことり「変わってきているのかも、しれない」

ことり「うぅん…、変わってるんじゃなくて…」

真姫☆「戻ってきている。昔の穂乃果が、…って言いたいのかしら」

ことり「うん。昔の、優しくて…交わした約束は何が何でも守る、そんな…私の知ってる穂乃果ちゃんに」

海未「そんな…。彼女に、変わるきっかけか何か、あったのでしょうか…」

真姫☆「…それは、私にもわからない」

真姫☆「だけど希も言ってたわ。変わりたいと思えば、知らず知らずのうちに変わっていゆくものだって」

ことり「あっ…!」

真姫☆「きっと彼女も、変化を求めている。今のままじゃいけないって思い始めているんだわ」

真姫☆「だから、今の穂乃果なら…もしかしたら、協力してくれるかも知れない」

花陽「そ、そうだねっ…!一瞬ダメかと思ったけど、それがうまくいけば…!」

海未「…っ」ゴクリッ

ことり「それで…穂乃果ちゃんへ話をつけに行くのは、いつ?あ、でも真姫ちゃんが行くのなら…この朝でないといけないし…」

真姫☆「…」

真姫☆「私はいかない」

ことり「えっ」

真姫☆「この話は…」

真姫☆「ことり。あなたが穂乃果と交渉するべきよ」


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