過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
1- 20
234: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/10(金) 23:55:13.77 ID:3RgryhaRo


「  ありがとうって あふれ出してくる  」


「  夢が 少しずつ 近づいて  」


「  ありがとうって あふれ出してくる  」


「  ありがとう  」


「  嬉しくて 嬉しくて 幸せすぎると  」


「  泣けちゃうの ごめんね  」



花陽「…」

真姫☆「…ふふ」パチパチパチ…

花陽「わっ…!は、恥ずかしい…」

真姫☆「何よ。いい曲じゃない」

花陽「…そう、かな?ふふ、ありがと」

花陽「凛ちゃんもお歌が終わったあとに大きな拍手をくれて、すごく嬉しかった」

花陽「ただ『最後にごめんね、っていうのはかよちんっぽいね』って言われたの、すごく覚えてるかも」

真姫☆「ふふ、ホントね。最後までありがとうでいいのに」

花陽「だって、怖くても泣いて、幸せでも泣いて…泣いてばっかりできっと凛ちゃんもうろたえちゃうだろうなって思いで」

花陽「こんなに泣いてごめんね、って気持ちで書いたんだったと思う」

花陽「ふふ…変なの」

真姫☆「ん?何が変なの?」

花陽「だってね、私…この歌のこと、ほとんど覚えてなかったんだ」

花陽「メロディも、歌詞も何もかも忘れてて。なのに今は、どんな気持ちで作っていたのかも思い出せる」

花陽「だから可笑しいな、って思って」

真姫☆「それは、あなたの気持ちが過去に戻ってるから…じゃないかしら」

花陽「過去に?」

真姫☆「えぇ。なわとびを見て、あの頃の気持ちを思い出して」

真姫☆「その時と全く同じ思いをしているから、忘れていたことも鮮明に思い出せるようになったのよ」

花陽「…そっか」

真姫☆「だから…凛にも思い出させてあげて。その頃の純粋な気持ち」

真姫☆「あなたと、友達になりたいって思っていた頃の凛の気持ちに、あなたの歌で戻してあげるのよ」

花陽「…うんっ!私たちのライブで…凛ちゃんともう一度…お友達になるんだっ…!!」

真姫☆「凛には敗北の悔し涙を浮かべさせるより、感動の涙を流させてあげたいわね」

真姫☆「そうすればきっと悲しみの連鎖も…終わりを告げるはずよ」

花陽「そう、だね…。あぁぁ…、ドキドキしてきた!」

花陽「ごめん真姫ちゃん!私先帰るね!お風呂の中で歌の練習してくる!」

真姫☆「え、あ…頑張って」

花陽「うおおぉぉっ!凛ちゃああぁぁぁんっ!!」ダダダダッ…!!

真姫☆「…」

真姫☆「…まぁ、元気なのは大切よね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
618Res/1157.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice