過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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245: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/11(土) 00:01:34.81 ID:FkjCQyE8o
真姫☆(それから時間が過ぎて)

真姫☆(夕方頃になってから、凛の家族が駆けつけた。仕事を切り上げてやっと来られたらしい)

真姫☆(足にギプスと包帯を巻かれた凛は、病室で家族たちと話していた)

真姫☆(思ったより元気で、退院したら美味しいもの食べたい、だとか…そんな話をしていた)

真姫☆(家族が帰ったあとは、穂乃果とにこが)

真姫☆(これからのことと、クリスマスのライブのことについて)

真姫☆(…A-RISEは、二人でもライブを行うと結論が出たみたい。凛は不服だったけれど…それは仕方のないことでしょう)

真姫☆(あとはほんの少し会話をして…それから、帰り際に二人に凛のことを告げた)

真姫☆(二人にとっても凛にとっても残酷なことだったが、告げなければいけないことだった)

真姫☆(にこちゃんは目を伏せて、穂乃果は声を殺すように嗚咽をあげ、帰っていった)

真姫☆(…そして、面会時間が終わるほんの少し前に)

真姫☆(花陽が来た)



凛の病室


コンコン


凛「…どうぞ」


ガチャッ

花陽「…は、入るね」

真姫☆「…」


凛「なんだ、小泉さん。来たんだ」

花陽「そ、そりゃ…くるよ…。怪我したんだもん」

凛「…ただの骨折だよ。運動を抑えたらすぐ治るにゃ」

花陽「そ、そうだよね。あ、これ…お見舞い。大したものは買えなかったけど…」

凛「あ、凛の好きなカップラーメン!へぇ〜…覚えてたんだ…」

花陽「うん!小さい頃、二人でよく食べたよね。覚えてるよ〜」

凛「そっかー…。凛は覚えてないなぁ…」

花陽「そう?」

凛「うん…。忘れちゃったよもう…昔のことなんて」

花陽「…そう、なんだ」

凛「…、っ…!む、昔はもういいでしょ!重要なのはこれから、だにゃ!」

凛「ら、ライブは…ライブは出られなくなっちゃったけどでもっ…来年はっ…絶対に小泉さんを泣かせてやるんだもん!」

凛「だからその時まで覚悟しておくんだね!ふんっ!」

花陽「うん…待ってるから、だから凛ちゃんも…」


真姫☆「…ごめんなさい。花陽、その後は言わないで」


花陽「え…?」

真姫☆「凛、あなたに言わなくちゃいけないことがある。どうしても」

凛「…え、何?」

真姫☆「これ以上長引かせても、あなたが傷つくだけだから、だから…言うわね」



真姫☆「凛、あなたは…A-RISEにはなれない」


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