過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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482: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/17(金) 02:41:45.89 ID:Eid+LOi6o
その夜


ツバサ『ふわ、ほわぁぁぁ〜〜〜…』


真姫☆「…」

あんじゅ『こ〜ら、ツバサちゃん?大きなあくびしてると後輩ちゃんに舐められるわよぉ?』

ツバサ『だって、夜は弱くてぇ…。いつもならもうパック貼って寝る準備…ふわぁぁぁ…』

英玲奈『最近は練習もピークだったからな…。眠くなるのはわかるけど…』

真姫☆「…これが、王者の貫禄…ね」

あんじゅ『ん?何か言ったかしら?真ー姫ーちゃんっ!』

真姫☆「あ、いや別に…」

あんじゅ『あーん、真姫ちゃんの声ってホント可愛らしいわよねぇ…。食べちゃいたいくらい』

真姫☆「声を食べたいってどういう意味…」

英玲奈『…こんなことに付き合わせてしまって本当にごめんなさい。今回もツバサの思いつきだったから…』

真姫☆「いいわよ…。そっちもマネージャーいなくて困ってるんでしょ?プライベートでも気を張るのは大変なのはわかってるし、多少は気にしないわ」

英玲奈『あぁ、いや…。うん、そう…だが』

真姫☆「…?」

ツバサ『はふ…。私がこんな状態だからとっとと終わらせましょ…。早く寝て早く起きる…それこそ健康の秘訣…』

真姫☆「そうね。リーダーさんが眠たそうすぎるからとっとと済ませるわ。それで、当日のスケジュールを確認して考えたんだけど…」


真姫☆(私なりに彼女たちから与えられたスケジュールをどうしたら破綻せずに進められるか考えて)

真姫☆(移動時間、トークの切り上げ方、ライブのリハ準備等の設定を細かく説明)

真姫☆(初めてにしてはなかなかに頑張ったと思うんだけど、相手方の反応は…)


英玲奈『あー…、うん。いいんじゃないか。上出来だ』

あんじゅ『ふふ、ばっちオーケーね!もう完全にチェックメイト!』

真姫☆「ど、どうも…(チェックメイトって何)」

ツバサ『うん、聞いた限りならそのスケジュールで行動すれば問題なさそう。ありがとう、真姫さん』

ツバサ『じゃあ私先寝るから!当日、よろしくね!グンナイ!』ピッ

真姫☆「あ、先に落ちた…。なんというか…思ってたよりマイペースなのね、彼女」

英玲奈『…あぁ、マイペース。ツバサを表現するのにこれほど適した言葉もないな』

真姫☆「もっとクールな人かと思ってたわ」

あんじゅ『それは表の顔っ。本当は結構ムチャなことする子なんだから』

英玲奈『クール、なんて思われているなら、きっとあいつにとってはそれこそ一番の喜びだろう。なにせ、騙すことが趣味のような女なのだからな』

真姫☆「人聞き悪すぎるでしょそれ…」

英玲奈『だがそれが、綺羅ツバサというアイドルを形成している重要なファクターだ。もっとも、彼女にしてみれば知られたくないことではあるだろうけど』

あんじゅ『驚く顔がツバサちゃんの一番の栄養分だもんね。ヤな趣味してるわ〜、ホント』

真姫☆「あなたたち、実は仲悪いとかじゃないわよね…?」

英玲奈『大の仲良しだよ。…ではそろそろ、私たちも寝るとしよう』

あんじゅ『すぐ会うことになるでしょうけど、それまで元気でね?バイバ〜イ』

英玲奈『…何を知らされても、恨まないでくれよ。それじゃ、おやすみ』

真姫☆「え、えぇ…おやすみなさい」

ピッ


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