過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/22(水) 03:25:58.51 ID:ZTrA2sDIo
車内
英玲奈「すぅ…すぅ…」
あんじゅ「あらぁ…英玲奈、ぐっすりね。やっぱり疲れがたまってたのかしら?」
ツバサ「練習中にふらつかれるよりいいでしょ。これからは本番よりキツいんだし、今のうちに体力を貯めておかないとね」
真姫「ここからはずっとリハーサルなんでしょう?…考えてみれば重いスケジュールね」
あんじゅ「失敗するわけにはいかない、大事な大事なライブだもの。いつもより大きな慣れない会場だし、ステージのことは誰よりも理解していなくちゃ」
ツバサ「言ってみれば今日のライブは、プロに近づくための第一歩、ってところなのかも。いつまでも学生気分での甘えは許されない…」
ツバサ「UTXという大きな後ろ盾がなくなった後も強く生きていけるように、今から心構えが必要なのよ」
真姫「…真剣なのね」
ツバサ「えぇ、とてもね。だから、今のうちに体験できることはなんでもやっておきたい、って気持ちもあるの」
ツバサ「こうして無茶言って真姫さんを驚かせたのもそのうちの一つね」
真姫「失敗の許されるスクールアイドルのうちに…ってことね。だからと言ってわざわざマネージャーなんて…」
あんじゅ「私は真姫ちゃんが来てくれてとっても助かってるわよぉ?いつも話さないような内容のことも喋れるしね」
真姫「そ、そう…。それなら良かったわ…」
真姫「…あ!そうそう、聞きたいことがあったんだった」
ツバサ「何?また絵里のこと?」
真姫「それじゃなくて…あなたたちはこのあと夜まで明日のライブのリハーサルじゃない?その後ホテルに泊まることになってるけど…」
真姫「私はどうしたらいいのかな、って…。マネージャーとして付き添うべき?それとも帰ってもいいの?」
ツバサ「あぁ、その事…。真姫さんが帰りたいのなら車を遣わすけど…私は一緒に泊まってくれた方が嬉しいかな?」
あんじゅ「私も♪いつもとは違うお泊りになりそうでワクワクしているのよ。英玲奈もいいでしょ?」
英玲奈「あ、ぅう…むにゃむにゃ…」
あんじゅ「いいって」
真姫「あぁ…そう言うのならそれでもいいんだけど…。宿泊費とかは…」
あんじゅ「それなら大丈夫!今日は二人部屋を二部屋分借りているから、真姫ちゃんの寝る場所なら空いているわよ!」
ツバサ「貧乏くじを引いて独り寂しく寝ることもなくなるし、空いたベッドも埋まるしで一石二鳥でしょ?」
真姫「…了解したわ。泊まることとします」
あんじゅ「やった!むふふ、ちゃんとこの時のためにね〜、真姫ちゃんのパジャマだって用意してるんだ・か・らっ!」
あんじゅ「一人じゃ着る機会の少なかった超カワイイネグリジェ!お揃いのやつ〜。ふふ、楽しみだわぁ〜」
真姫「…ちょっと恐怖を感じるけど、大丈夫よね」
ツバサ「あー…、私たち以外に見られることはないから大丈夫じゃない?」
真姫「もっと怖くなるようなこと言わないでよ…」
英玲奈「にゅへへ…変な顔…。すぅ…すぅ…」
真姫「あなたの寝言の方が変だから」
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