過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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75: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/07(火) 23:55:01.66 ID:MPhm2LATo
真姫「はぁっ…、はぁっ…!!」

真姫「なんてバカな夢…、見てるのよ、私はぁ…!!」


真姫(恥ずかしさに打ち震えながらも、口は夢の感覚を覚えている)

真姫(無意識に何かを吸うように唇が動いて…)


真姫「…っ!ば、ばかっ…!」

真姫「どうしたのよ、私は…、なんで…」

真姫「あっ…!じ、時間っ…!そうよ、今日は…!」


真姫(『彼女』から与えられた期限は、今日までだった)



(『…明日、一日、ゆっくりと考えなさい』)

(『その気になったら、また明日も、この時間に、この場所に』)

(『それが、あなたを愛してあげる条件』)



真姫(愛してあげる…)

真姫(…『彼女』は、このUTXにおける、もうひとりの信頼できる人)

真姫(私に、喜びと、楽しさを教えてくれた人)

真姫(そんな人に、そんなことを言われた日には跳ねるほどに心躍るというものだけど…)

真姫(でも、ただそれだけじゃなくて、そのためには条件があって…)

真姫(そうなると…)


真姫「…えっ!!?ウソ…!」

真姫「もう、放課後…!?」

真姫(記憶が正しければ、私がこの保健室で身をゆだねたのは、2時間目の終わりの休み時間だったはず)

真姫(それが見事に熟睡して、そして…約束の時間まで、あと十数分しかない)

真姫「なん、てこと…!」

真姫(もう自分で考えている余裕はない。せめて、最後に誰かに判断を仰ぎたいところだけど…)

真姫「だ、誰に…あっ!」



(希「いつでもうちを頼ってくれていいから。お昼休みと放課後はアイドル応援部にいるし」)



真姫「希、先輩っ…!」

真姫(もはや、彼女しかいない)

真姫(この残されたわずかな時間、彼女に相談を持ちかけるほかなかった)

真姫(すぐ立ち上がり、私は彼女のいる部室に向かうため、駆け出した)


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