過去ログ - モバP「未来から俺がやってきた」
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63: ◆qvf.IClkDc[saga]
2016/06/14(火) 18:45:23.17 ID:S+5+fXgl0
P「いや……えぇ!? 幸子死んだんじゃなかったの!?」

幸子P「ちょっと縁起でもないことを言わないでくれよ。元気にやってるよ」

P「で、でも登山の企画で手の届かない場所にって」

幸子P「ああ、そうなんだ。企画は見事成功してね。彼女はアイドルとして初めてエベレストを制覇した。しかも途中、同伴したスタッフと逸れた上で……だ」

幸子P「そして幸子は……目覚めた。登山の楽しさに」

幸子P「仕事の合間の休みに登山を楽しむ……そんな彼女に変わってしまったんだ」

幸子P「最初はボクも付き合っていたんだけど……最近は体力が追いつかなくて」

幸子P「今も1人で登山中だよ。ボクを置いてね。ボクの手の届かない場所に1人で……」

幸子P「かれこれ2週間も会ってない……寂しくて……うぅ……」グスン

幸子P「まあ、帰ってきた日の夜は、会ってない間の寂しさを埋めるような激しい……フフフ」

P「なに笑っとんねん」

P「いや……喪服! 一周忌は!?」

幸子P「ああ、これはほら……ブリッツェンが亡くなって1年経つから……」

P「ああ……そういう」

幸子P「アイツさ、いきなりウニやらイクラに嵌りだしてさ……それで……」

P「しかも痛風で死んだのかよ……」

幸子P「というわけだから。幸子を登山に行かせちゃ駄目だぞ? じゃあさよなら」


ズオオオオオオオ



P「紛らわしいな……」

P「しかし幸子は登山に目覚めるとは……予想してなかった。登山の企画だけは絶対に通さないようにしないと」

P「あとアレだ。ブリッツェンからウニとかを遠ざけとかないと……」





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