5:名無しNIPPER[saga]
2016/06/12(日) 09:30:20.30 ID:B8QMf6Gi0
「おらよっ!」
今度は別の男が左手から強烈なパンチを打ってきた。上条は鮮やかな血液をぶちまけながら土に転がった。すうっと意思が遠のいていくのを感じた。
うしろからじっと彼を見つめ、同じ速度で追いかけてくるどす黒い空気の塊がある。それはいつも彼が気を抜いた途端に追いついてきて、彼を不幸のどん底に叩き落すのである。彼はいつもその影に怯えていた。
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