過去ログ - 主人公「学校一週間休んだら世界がゾンビで溢れてた」【たまに安価】
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 16:39:23.43 ID:vH21Cuxe0

 2016年6月末日。

 そろそろ期末試験の勉強を始めようかなー、なんて学校帰りに呟いた。

「うわ、そんな事言うなよ、明日雪降ったらどうするんだよ!?」

 並んで歩いていたクラスメイトの啓吾(けいご)が心底嫌そうな顔でこちらを見る。

 おいおい、俺の勉強に対する熱意を知らないのか。

(……雪が降るくらいには冷えていたりもする)

「つーか、お前顔色悪くね?」

 啓吾が心配そうにこちらを見た。よせやい照れるじゃないか。

「体調は悪くないけど、少し関節が痛いかな」
「インフルじゃねぇのか?」
「マジで? この季節に?」

 やった!! 学校休める!!

 高校二年生にもなってこの発想。心底の屑である。

「病院ちゃんと行けよ。俺はかかりたくないから先に行くぜ!」

 啓吾……付き添ってくれないのか(寂)。

「……………家で寝てれば何とかなるだろ」

 俺は病院に行かなかった。

 熱がある感じではないし、きっと季節の変わり目に当てられたんだろう。


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