過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「久しぶりに晴れた日のカフェで」
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19:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:26:49.61 ID:+/bFE9TB0

□ ■ □ ■ □

加蓮「珈琲ありがとー。……え? ティラティス? あー……どうなんだろうね、藍子」

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:27:19.21 ID:+/bFE9TB0
加蓮「……今日2度目の超ニコニコスマイルであっち行っちゃったよ」

藍子「なんだか……いいんでしょうか?」

加蓮「いいっていいって。珈琲美味し〜」ズズ
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:27:49.45 ID:+/bFE9TB0
藍子「はい、加蓮ちゃん」カエス

加蓮「ん。……ご飯とかスイーツならあーんって食べさせてあげられるけど、飲み物でそれやると大惨事になりそうだよね」ズズ

藍子「服にこぼれちゃいますね。あと、テーブルとか、鞄にも」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:28:19.29 ID:+/bFE9TB0
加蓮「なんていうかさ、ホントに大切なこと以外は執着しないように決めたんだ、私」

藍子「執着しない、ですか?」

加蓮「うん。前のこと、昔のこと、いちいち掘り返したりこだわってたりしたらまた変な話になっちゃうもんね。それよりは、ほら。1分で脱線させて、いろんな方向に行く方が楽しいかな? って」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:28:49.27 ID:+/bFE9TB0
加蓮「痒いって言えば……そろそろまた蚊がウザい時期になるなぁ」

藍子「蚊取り線香を出さなきゃ。眠る時に蚊の音が聞こえたら、大変ですっ」

加蓮「あるある。あれもうホントにウザいっていうか寝れなくなるよね」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:29:19.26 ID:+/bFE9TB0
加蓮「ん。……まぁ藍子だから……」

藍子「?」

加蓮「なんでも。……薄着だと蚊に刺されやすいよね。近づいてきた蚊が絶滅するようなスプレーとか無いかなぁ」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:29:49.19 ID:+/bFE9TB0
加蓮「もし私がホントにそうなったら――ああうんいいや、だいたい想像つくし……」

加蓮「じゃあ藍子がそうなったらどうする? こう、身近な人がさ、藍子に近づいたらみんな苦し」

加蓮「――ああうん分かったゴメン。あからさまに悲しそうな顔しないで」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:30:19.18 ID:+/bFE9TB0
加蓮「ベッドに寝かせた魔女は、しかしここ数ヶ月、新鮮な人間を食べていないことに気がつく。つい魔が差してしまった魔女は、」

藍子「気持ちよさそうに眠っている旅人さんの顔を見て、考えなおすんです」

加蓮「このままでは衝動が収まらない。ふらりと家を出た魔女。しかしそこで旅人が目覚める」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:31:19.40 ID:+/bFE9TB0
加蓮「…………」

藍子「…………」ニコニコ

加蓮「……なんかさー」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:31:49.17 ID:+/bFE9TB0



加蓮「すっかり晩ご飯の時間」

以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:32:19.53 ID:+/bFE9TB0
加蓮「"限界を超えた"激辛ラーメンだって。一言コメント・ラーメン屋には負けない辛さ!。さ、挑戦してみよっか?」

藍子「嫌です、絶対に嫌ですっ。私は普通のでいいんです。そんなに気になるなら加蓮ちゃんが食べてください!」

加蓮「晩ご飯の時間なんだし、動けなくなったら藍子にもここにも迷惑かけちゃうから止めとくよ」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:32:49.16 ID:+/bFE9TB0
藍子「うぅ……そんなこと言われると、メールを確認するのが怖くなっちゃって……加蓮ちゃん、私の代わりに見てくれませんか?」スマフォワタス

加蓮「はいはい」ウケトル

加蓮「どれどれ――」(……ん? 何のメッセージ? 差出人は……Pさん?)
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:33:19.30 ID:+/bFE9TB0
加蓮「なんか今度、私を連れて来て欲しいんだって。そっか、そういえば藍子の家ってほとんど行ってないから……またどうせアレでしょ、私のことを言いふらしてるんでしょ?」

藍子「言いふらすなんて。加蓮ちゃんのことを、いろいろな人に知ってもらいたいだけですっ」

加蓮「吹聴なんてしなくてもさー、ほら、テレビとかに出てるんだし私」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:33:49.38 ID:+/bFE9TB0
藍子「ふふっ♪ あ、それで、お母さんからのメールに書いてあったの、それだけですか? ……お、怒ってたりは」

加蓮「やれやれまたかって雰囲気だったけど、怒ってはないと思うよ。……っていうかうちのお母さんと同じような反応してたからたぶん大丈夫なんじゃないかな? 呆れられてるとは思うけど」

藍子「うぅ、やっぱり。最近、そういうことがちょっぴり多くなっちゃって……」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:34:19.21 ID:+/bFE9TB0
藍子「呆れられたのは……その、アイドルのお話とかしていると、つい、力が入りすぎちゃうことがあって」

加蓮「藍子はたまに弾けちゃうもんねー」

藍子「でも、お母さん、なんだか嬉しそうなんです。一生懸命になれることが見つかって、良かったね、って言ってくれました!」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:34:49.59 ID:+/bFE9TB0
加蓮「さ、晩ご飯晩ご飯。何なら今から藍子の家に行く? 迷惑じゃなかったら、だけどね」

藍子「ううんっ、今日はここで晩ご飯を食べるんです♪」

加蓮「はーい」パラパラ
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:35:19.26 ID:+/bFE9TB0

加蓮「さーて今日は家でご飯食べよーっと。お母さん、今から頼んだらご飯作ってくれるかなー?」スクッ

藍子「なんでそうなるんですか加蓮ちゃんのばかぁ!」


36:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:35:55.97 ID:+/bFE9TB0


おしまい。
読んでいただき、ありがとうございました。

以下略



37:名無しNIPPER[sage]
2016/06/13(月) 21:01:59.87 ID:6Ep2fPAM0
乙、できれば過去作のurlかトリ付けて欲しい


38:名無しNIPPER[sage]
2016/06/13(月) 21:24:52.96 ID:G3JoYleHO
乙です。
そろそろ番外編で店員ちゃんが出てきてもおかしくない


39:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 22:04:28.21 ID:+/bFE9TB0
読んでいただきありがとうございます。そして、いつもコメントありがとうございます。
コメントはまとめて頂いた所の物を含めて可能な限りぜんぶ見てます。見ながらニヤニヤしてます。感謝です。


>>37
以下略



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