過去ログ - 【モバマスSS】薫「おうちにかえろう」
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7: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/14(火) 19:32:24.51 ID:gb/rGv7q0
駅前で由美子と分かれ、電車で仕事場所のテレビ局へ向かう。

時間がある場合は、事務所に寄ってからプロデューサーと合流して仕事場所に向かうが、
今日は時間も無く、プロデューサーも忙しいので薫一人だった。

彼は一人で数十人のアイドルを抱える多忙の身だ。

その担当アイドル達には、一人で出来る事は一人でやる事を求められる。
幼い薫と言えど、例外ではない。

薫は問題なく時間通りに現場入りし、スタッフの指示通りに動き、仕事をこなした。


9歳にして既に、立派なプロのアイドルである。


仕事が終わり、薫はスタッフに元気に挨拶して笑顔で見送られる。


ポケットの携帯電話の時計を見ると、7時を少し回った所だった。

何時もならばプロデューサーが迎えに来てくれるのだが、今日はどうやら何時も以上に多忙の様だ。

薫は、こう言う時の為にあらかじめ渡されていたタクシー券を使い、事務所へと向かった。

しばらくは後部座席の窓の外を眺め、流れていく街の灯りをぼーっと見ていたが、
仕事の疲れもあり、ウトウトとし始め、薫はいつの間にか寝てしまっていた。



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