過去ログ - 【モバマスSS】薫「おうちにかえろう」
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:32:51.21 ID:gb/rGv7q0
「お嬢ちゃん、ついたよ」
肩を揺り動かすタクシーの運転手の声にハッ、と目覚めた薫は、
丁寧に運転手にお礼を言い、券を渡して車から降りた。
以下略
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:33:21.78 ID:gb/rGv7q0
何時もの二人はもっとこう、杏はダルそうで、乃々はもっと仕事に対して消極的だった筈だ。
薫が不思議に思っていると、二人は、じゃあね!と爽やかに告げ、やる気満々の様子で事務所から駆け出して行った。
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:33:49.29 ID:gb/rGv7q0
でも、何故こんな事を。
不思議に思い考え込む薫に、ある記憶が蘇ってきた。
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11
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◆Q/Ox.g8wNA
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2016/06/14(火) 19:34:18.83 ID:gb/rGv7q0
優しい何時もの手触り、良かった何も変わってない。
ここは異世界なんかじゃなかったんだ、ホワイトボードも何かの間違いだったんだ、
杏達も、何かたまたま良い事があっただけだろう、そうに違いない。
そう思い、何とか薫も落ち着いてきた。
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:34:44.11 ID:gb/rGv7q0
不思議そうに振り返ったみくが、
「何言ってるにゃぁ、薫チャン、みくは猫キャラだよ?? 大好物に決まってるにゃぁw
あー、サンマに醤油を垂らして、大根おろしと一緒にガブリといきたいにゃぁ!」
と言った。
以下略
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◆Q/Ox.g8wNA
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2016/06/14(火) 19:35:13.64 ID:gb/rGv7q0
思わず尻餅を付いた薫が、
「あいたたた……、ごめんなさ……」
と、詫びようとして、ぶつかった人物の方を見て、思考が固まった。
以下略
14
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◆Q/Ox.g8wNA
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2016/06/14(火) 19:36:24.27 ID:gb/rGv7q0
薫は泣きじゃくりながら廊下を走る。
途中ですれ違ったアイドル達が何事かと振り返るが、それも気にせず走りつづけた。
以下略
15
:
◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:37:00.48 ID:gb/rGv7q0
「あら、薫ちゃんおかえりなさ「ただいまっ!! せんせぇはっ!!??」
ちひろの挨拶に食い気味に答えた薫は、プロデューサーの居場所をちひろに尋ねた。
目をぱちくりさせたちひろは面食らいながらも、
以下略
16
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:37:26.47 ID:gb/rGv7q0
「それに何時も言っているだろう、俺の事はプロデューサーと呼べと、
何度言えば解るんだ、お前は」
薫はその言葉を聞けば聞くほど、自分が少しづつ奈落に滑り落ちていく感覚に囚われた。
以下略
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:37:55.98 ID:gb/rGv7q0
そういう結論に達した薫は、大好きな人を失った喪失感に、その場に立ち竦みぽたぽたと涙をこぼす。
その様子を見たプロデューサーが、流石に気が咎めたのか、焦った様子で、
「な、なんだお前、泣いたりなんかして。 …なんか用か??
以下略
18
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◆Q/Ox.g8wNA
[sage saga]
2016/06/14(火) 19:38:22.59 ID:gb/rGv7q0
いやだ!!!
ぜったいに帰るんだ!!!!
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