過去ログ - 井之頭五郎「愛ライクハンバーガー」千早「ふふっ」
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6: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:15:35.21 ID:TY7g3/mWO
………………………

 腹が減っていた。
 そして、俺の胃袋は既に『あるモノ』を欲していた。
 時刻は午後五時。ディナーには少し早いが、俺の腹時計は既にディナータイムだと告げている。
以下略



7: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:16:51.75 ID:TY7g3/mWO
 チャイナタウン、リトルイタリー……このあたりは今日は除外だ。
 五番街の高級エリアも俺には不相応だろうな。

五郎「どうしたもんかな……」

以下略



8: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:19:47.57 ID:TY7g3/mWO
 店員は気を使って、俺にもわかるくらいの単純な英語で俺を店内奥の二人掛けの席まで案内した。

五郎「さて……」

 満を持してメニューを開くが、当然のように全て英語なので雰囲気で選ぶしかない。写真がついていてくれれば良かったのだが。
以下略



9: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:21:39.36 ID:TY7g3/mWO
「Excuse me」

 注文してからしばらく俺が店内を見回していると、突然声をかけられた。
 見ると、大柄な黒人男性が立っている。

以下略



10: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:37:27.52 ID:TY7g3/mWO
 すると再び店の扉が開いた。
 入ってきたのはさっきの男性ではなく、女の子だった。
 顔立ちからして、俺と同じ東洋人だろう。
 女の子は困ったように店の外をちらちらと伺いながら、俺の向かい側の席に座った。

以下略



11: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:47:44.19 ID:TY7g3/mWO
 女の子はしばらくメニューとにらめっこしていたが、やがて、

「アイスコーヒー」

 と、注文してメニューを閉じた。
以下略



12: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:49:32.30 ID:TY7g3/mWO
 ややあって、注文の品が姿を現した。
 来た来た、来ましたよ。



以下略



13: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:53:18.13 ID:TY7g3/mWO
 一応ナイフとフォークはついているが、ハンバーガーはやはりかぶりつきたい。

五郎(少し潰して食べよう)

 上から少し圧力をかけ、そのまま両手で鷲掴みにする。
以下略



14: ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/14(火) 23:54:02.93 ID:TY7g3/mWO
五郎(お次は芋だ)

 ハンバーガーの余韻をそのままにポテトを口に放り込む。揚げたての温かさ。

五郎「はぐ……」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/06/15(水) 00:03:39.91 ID:D8kFJ7I9o
vol.5ってことは、アイマスクロスで4つ書いてるのか?


16:>>15数年前に  ◆lxd9gSfG6A[saga]
2016/06/15(水) 00:15:37.99 ID:gu4zt6zFO
五郎(ふう……すごいボリュームだった)

 満足感に浸りながら、アイスコーヒーで喉を潤した。
 やはり王道で間違いなかった。シンプルが一番。

以下略



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