過去ログ - 藤原肇「見つめて、すうっと、ぼけていく」
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◆ULuwYLs/ds
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2016/06/15(水) 01:38:39.56 ID:PvEdMtuwo
陶芸とアイドルの二つだけではなく、故郷も家族も昔から大好きでした。
歳をとるにつれ好きなものがどんどん増えていきました。
以下略
12
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:39:19.48 ID:PvEdMtuwo
きっとこれからたくさん、自分が想像できなかった未来へ進むことが多くなると思います。
たくさん歌って。
以下略
13
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:40:11.29 ID:PvEdMtuwo
開けた窓から外を眺めれば、水分をたっぷり含んだ大気と薄く広がる雲のお陰で月の明かりが淡くふんわりと、ぼけて見えます。
「朧月夜は星を見るのには向かない。その代わりに花や草木、いつも自分が見ている景色がとても綺麗だということに気がつかせてくれる」
以下略
14
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:41:09.24 ID:PvEdMtuwo
その教えてもらった事をプロデューサーさんにもそのまま話してみるといつだって、肇は物知りだなと頭を撫でてくれます。
子供じゃないんですからなんてぷくっと頬を膨らませても今度はその頬を指でつついてカラカラと笑います。
以下略
15
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◆ULuwYLs/ds
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2016/06/15(水) 01:43:13.57 ID:PvEdMtuwo
※ ※ ※
「こんにちは!」
事務所のドアを開け、元気良く挨拶。
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16
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◆ULuwYLs/ds
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2016/06/15(水) 01:44:11.25 ID:PvEdMtuwo
突然プロデューサーさんに、肇。と名前を呼ばれながらちょいちょいと手招きをされたので、なんだろうと思いながらデスクへと足を運びます。
どうしました? と問い掛けますとプロデューサーさんは引き出しを開け、中から手の平に乗るくらいの立方体の箱を取り出しました。
以下略
17
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:45:18.25 ID:PvEdMtuwo
「……開けてみても良いですか?」
「……勿論」
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◆ULuwYLs/ds
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2016/06/15(水) 01:45:53.68 ID:PvEdMtuwo
そんな私たちのやり取りを眺めながらちひろさんがくすくす笑っているのが見えます。
どうやら私を助けてくれるつもりはなさそうです。
以下略
19
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◆ULuwYLs/ds
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2016/06/15(水) 01:46:53.10 ID:PvEdMtuwo
シューズを履き替え、柔軟を終える。
レッスンを見てくださいなんてそんなのわがままの内に入らないよ。と笑いながら快く引き受けてくれたプロデューサーさんを鏡越しに見ながら、トレーナーさんに教えられた通り、振り付けをこなしてみせます。
以下略
20
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:47:37.07 ID:PvEdMtuwo
なんだか歌を歌いたい気分でした。
気持ちをリズムに乗せるように。
以下略
21
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◆ULuwYLs/ds
[saga]
2016/06/15(水) 01:48:16.61 ID:PvEdMtuwo
※ ※ ※
「なんだか……」
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