過去ログ - 提督「敵の襲撃ついでに俺が死んだことにする?」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 19:53:10.36 ID:5QWVMBIk0
――22:15――

大淀「はい。今回の敵の動きは通信の後に急激に変化、こちらの警戒網をかいくぐっての襲撃でした」

大淀「もしも、通信の傍受がなされているのなら。提督が死んだという噂を流して相手の出方を見る、というのはいかがでしょうか」

提督「それは……良いのか?」

大淀「混乱による誤報であれば、叱責程度で済むかと」

提督「それを受けるのは俺だろう……まあ、いいさ。だが俺が姿を隠す間の報告はどうする?」

大淀「間宮さんと伊良湖さんを経由しましょう。あの二人ならほかの艦娘とかかわる時間は少ないですから」

提督「そうか……わかった。愉快な芝居ではないだろうが、ひとつ打ってみるとしよう」

大淀「では実際の伝達は各艦隊及び後詰めの旗艦までにして、後は全体放送で死亡を臭わせる報を出しますね」

提督「任せたよ。さて、そうなると俺の隠れ場所とここからの脱出か」

大淀「艦娘達が報告に来る前に移動しましょう。幸い、こそこそ逃げるには十分隙間がありますから」

提督「ああ……なにせ、建物自体がボロボロだからな。全く夜の闇に乗じてとはいえ、鎮守府が攻められるとはとんだ失態だよ。さすがにクビかな」

大淀「私には分かりかねますが、少しでも取り戻せば違うかもしれません。では行きましょう。ちょうど裏の雑木林まで通れるように崩れていますし、敵も撤退したようです」

提督「着替えだけは後で持ってきてくれよ。さすがにボロのままじゃ、隠れるのはツラいからな」


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