過去ログ - 阿良々木君がハーレムメンバーにあの台詞を振ってみた
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11:
2016/06/15(水) 21:55:30.94 ID:ZV03qrSd0
(扇ちゃんはあんなことをいっていたけれど、彼女は勘違いをしている。僕は決して羽川が老倉に悪ふざけで僕がそちらに行くが気を悪くせず鷹揚な対応をして欲しい、と言ったことを伝えることで会見をセッティングしてもらうべく、その口実としてハーレム巡りをしていたのではない。これは僕に対する口実だったのだ。扇ちゃんが言った通り、愚か者である僕は老倉に会う決心をつけ、彼女と向き合い、今度こそしっかりと、たわいのない話でもしながら、互いに笑い合うような、そんな関係性を築く努力を重ねるための覚悟を必要としていたのだ。
過去に彼女を救えなかったばかりか、さらなる地獄へと追い込んだ、愚かな僕が彼女と向き合うための、しかし扇ちゃんには愚か者ですね、と一言で切って捨てられてしまうような、そんな僕の、彼女に対する覚悟を僕は欲していたのだ。)



12:
2016/06/15(水) 21:56:47.26 ID:ZV03qrSd0
旧老倉家
「よう、老倉。お前に会いに来たぜ。」
(僕は中学時代夏の毎日をそこで過ごした廃屋の扉を開け、中にいる、僕の数学の先生へと、あの時は知らなかった名前を呼んで、物語を始めた。)


13:
2016/06/15(水) 21:58:43.74 ID:ZV03qrSd0
一応これで本編はおしまいです。最後の最後でシリアスになってしまいました。短くて拙い文章でしたが最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございました。ここからは後日談です。


14:
2016/06/15(水) 21:59:45.98 ID:ZV03qrSd0
後日談というか、今回のオチ。

結局その後、僕は老倉とあの廃屋でたわいのない話をして、難問かの数学のパズルを解いた。相変わらず僕のことを嫌いだと言っていたけれど、少し楽しそうにパズルを解く彼女の横顔は、どこかいつかの彼女を思わせた。あの楽しかった時間は帰っては来ないけれども、いいこともあった。それはまた、僕の中学時代のある時期に行われた、数学の勉強会が再開されることになったのだ。
もちろん、それはとても嬉しいことではあったのだが、同時にとても驚いた。場所や時間はどうやって合わせるのか?と聞いたところ、なんと僕とひたぎが通うことになる大学と同じ大学を受けていたのだ。もし僕が受かっていれば理系同士である僕らはであることもあるかもしれないとのことだった。
ちなみに彼女は例のふりに対してなんて答えたのかは、僕と彼女だけの物語だ。
以下略



15:
2016/06/15(水) 22:00:53.94 ID:ZV03qrSd0
これで本当にお終いです。拙い文章でしたが楽しんでもらえたら嬉しいです。最後まで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。


16:名無しNIPPER[sage]
2016/06/15(水) 22:13:00.73 ID:yo6DVr6no

次回からは一行開けていただけるとありがたい


17:
2016/06/15(水) 22:18:43.19 ID:ZV03qrSd0
わかりました。ほんと、初心者なんでありがたいです!


18:名無しNIPPER[sage]
2016/06/15(水) 22:23:25.08 ID:CR9B94Bzo
一行開けもそうだけど句読点ごとに改行した方がいいと思うぞ


19:
2016/06/15(水) 22:29:55.88 ID:ZV03qrSd0
わかりました!気をつけます!!


20:名無しNIPPER
2016/06/20(月) 00:24:57.36 ID:I+PFaz6j0
次回は一行空けてくれると有難い


21:名無しNIPPER
2016/06/20(月) 00:25:37.20 ID:I+PFaz6j0
乙 改行してくれると読みやすいんだがw


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