過去ログ - 京太郎「俺にイカサマを教えてください!」 哲也「断る」
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95:名無しNIPPER[sage]
2016/06/21(火) 16:26:03.46 ID:372s7kE30
これだけ語られてる時点で人気も需要もあるんだよなぁ
羨ましいぐらいだぞ☆ というわけで続きを求む


96:名無しNIPPER[sage]
2016/06/22(水) 09:06:51.47 ID:oyC5RholO
語られてるのは>>1の作品じゃなくて、元ネタだけどな


97: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:29:43.93 ID:4s0Lr3Rb0
放課後。
打ちのめされた京太郎は、その足で昨日と同じ雀荘を訪れていた。

無論、大金を賭けて麻雀を打つ為ではない。
そんな事に何の意味もないと、嫌というほど思い知らされた。
以下略



98: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:32:10.08 ID:4s0Lr3Rb0
「――――そいつは、通らねえよ」

何とか人込みを掻き分け、声のする方を目指す。
京太郎が最前列に辿り着いた時、タイミングを見計らったように手前に座っている男が手牌を倒した。

以下略



99: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:35:24.42 ID:4s0Lr3Rb0
「あっ……」

視線を感じ、顔を上げた哲也と目が合う。
同時に声が重なった。

以下略



100: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:39:23.89 ID:4s0Lr3Rb0
面倒事は御免だ。
一瞬走って逃げようかと考えた哲也だったが、すぐに考えを改める。

何故何も後ろめたい事のない自分がこそこそとしなければならないのか。

以下略



101: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:42:26.34 ID:4s0Lr3Rb0
「ほら、とりあえず茶でも飲めよ」

六畳ほどの部屋に、畳まれた布団と机、その上には麻雀牌。
京太郎は哲也がヤサにしている簡易宿泊所へと連れて来られていた。

以下略



102: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:45:12.68 ID:4s0Lr3Rb0
「えーと……ちょっと待ってくれよ」

京太郎の話を聞いたダンチは、額に手を当て怪訝そうに眉をひそめる。

部活動とイカサマ。
以下略



103: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:49:33.67 ID:4s0Lr3Rb0
京太郎は自分と麻雀部の事を一つ一つ話始めた。

どれだけ努力しても、たった一度の勝利さえ収められずにいる自分。
そして、努力だけでは埋められない“力”を持った少女達の事を。

以下略



104: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:52:12.53 ID:4s0Lr3Rb0
「た、確かに……じゃあ本当にヒラで嶺上開花五回和了ったってんスか!? そんなのもう超能力っスよ!」

「超能力かどうかは知らねえが、今までだって危険牌が感覚で分かる素人や、緑の牌が自然と集まってくるなんて奴もいたぜ」

「嶺上牌が分かる女がいても不思議じゃないって事っスか……」
以下略



105: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/23(木) 02:53:09.52 ID:4s0Lr3Rb0
とりあえずここまで。
改めて咲ってすげえ作品なんだなあと痛感中。


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