過去ログ - 奏 「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんでしょ?」
1- 20
12: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:39:18.13 ID:p/GW0CyRo

「ならいっそ、私の唇でみんなの口を塞いでしまえば、『真実』は実をつけるのかしら」

つぅ、と鉄柵を愛撫するように優しくなぞる。

以下略



13: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:39:53.84 ID:p/GW0CyRo
「あぁ、だけど。 忘れられないものもある。 この唇に灯る微かな『熱』はきっとこの世が氷に包まれ停止しても、消え去ることはないのだから」

言葉と共に周囲の気温も下がるかのようだ。
無論、痛さで。

以下略



14: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:40:29.95 ID:p/GW0CyRo

「海の精霊さん、この弱き訴えをどうか聞き入れて。 これ以上、私と世界が混ざってしまわないように……私の手錠に鍵をかけて、月の丘の裏側へ、拐っていって、今すぐに」

大仰に頭を振り、舞台を締める奏。

以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/06/17(金) 00:40:47.21 ID:NL1xXmb0o
はっきり言おう
これは失敗してると思う
やり直せ


16: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:40:58.70 ID:p/GW0CyRo

「………あなたは」

「……」

以下略



17: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:41:36.08 ID:p/GW0CyRo

「やっぱり、そうね……そうなのね」

「……」

以下略



18: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:42:09.36 ID:p/GW0CyRo

「ついに毎日捧げた祈りが届いたのね……ふふ♪」

こんな狂態を毎日晒していたのか、末恐ろしい。

以下略



19: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:42:36.78 ID:p/GW0CyRo

「さぁーーー私の『世界』を変えてちょうだい」

「………!」

以下略



20: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:43:03.54 ID:p/GW0CyRo

「そう、わかったわこれが契約なのね」

「………」

以下略



21: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/17(金) 00:43:43.34 ID:p/GW0CyRo

「さぁ行きましょう精霊さん。 時は待ってはくれない。 世界の針は動き始めてしまったのだから」

「……」

以下略



144Res/76.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice