過去ログ - 【モバマスSS】時には、プリンの話を
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15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/06/20(月) 22:36:53.99 ID:aLv2JTSx0
 
 とはいえ、それ自体はまゆと同室になってからというもの、すっか見慣れた朝の風景と言えるものだった。
 
 実を言えばこのまゆという少女、事務所に来てからほぼ毎日、
 朝早くから台所に立っては担当のプロデューサーの為に愛妻弁当ならぬアイドル弁当を作っているのである。
 
 そしてお弁当箱に入りきらなかった分の食材が、同室のよしみと言うべきか、
 蘭子の朝食として食卓に並ぶこともままあることだった。

 
「ほら、最近は暑さも本格的になってきたでしょう? 
 だから食欲が無くても大丈夫なように、爽やかな料理を用意しようって思ったんです」

 そう言って「うふふ」と可愛らしく笑う彼女であったが、蘭子にとっては笑いごとではない。


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