過去ログ - シックス・イヤーズ・レイター【名探偵コナン】
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2: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 17:59:27.21 ID:IA7zOUmE0



登場人物紹介 1

以下略



3: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:00:44.66 ID:IA7zOUmE0



カウンター・キッチンでは、赤いケトルが笛を吹いていた。灰原は、熟れた手つきで三人分のコーヒーを作り、向かい側に腰掛けた新一と阿笠に差し出した。それから、自分はキッチンに立ったままカップに口をつけた。

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4: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:01:36.31 ID:IA7zOUmE0



「しょーがねーだろ……自分で淹れるよりずっとうめーんだからよ」

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5: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:02:32.04 ID:IA7zOUmE0



「ま、あなたに名声があったのも、遥か六年も前の話だしね」と灰原が言った。「今じゃ世間から死んだものと思われているんじゃないかしら」

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6: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:03:39.01 ID:IA7zOUmE0



「けど皮肉なものね」と灰原が言った。「眠りの小五郎といえば、かつて江戸川コナンだった頃のあなたが作り上げた、謂わば操り人形のような存在だったのに、あなたの糸を失った今でも、立派に活躍しているんだから」

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7: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:04:59.41 ID:IA7zOUmE0



「あら。平成のシャーロック・ホームズさんもお手上げってわけ?」

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8: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:06:59.10 ID:IA7zOUmE0



しばらく優雅にティータイムを過ごしていると、新一の携帯が鳴った。画面を確認すると、ここからほど近い自分の事務所の番号が表示されていて、ひと目で転送電話とわかった。留守の間も飯の種を逃さないようにという工夫である。

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9: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:08:25.04 ID:IA7zOUmE0



「仕事の依頼か、新一?」

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10: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:09:55.29 ID:IA7zOUmE0



米花町五丁目の小ざっぱりとした雑居ビルをドアガラス越しに見上げると、二階の窓に、毛利小五郎探偵事務所の文字が入っているのが見えた。そしてそこには小五郎の後ろ姿があった。きっと競馬のラジオ中継でも聞いているんだろうと新一は思った。

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11: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:10:49.20 ID:IA7zOUmE0



「ははーん、さてはうちのコーヒーの味が恋しくなったのね」梓はにやりとした。

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12: ◆OU/gRaFEJ2[saga]
2016/06/19(日) 18:11:42.02 ID:IA7zOUmE0



「やあ工藤くん。久しぶり」

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