過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」2
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911:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2017/08/09(水) 00:10:53.59 ID:5Xg9KJL9o
――――廊下、夕暮れの射し込む

初月は昂っていた。
どうするか、どうすべきかと考えていた所に、可能性が山盛り降ってきたみたいに。

初月「はっ、ははっ……!」

思考が楽しい程だった。
何でも出来るし、やってみれる。
失敗しても次案を思い付ける――やる事がある、前に進める。
そういう状況が来ていて、正にそれを望んでいたのだ。

初月「(さてさて、どうする? 奴が、提督であるのならば――『残っている』という事だろう)」

初月「(奪えるか? いや、少し別けてもらえるだけでもいい)」

初月「(何にせよ、先ずは一つだ)」

初月「なるほどなるほど。通りでな。僕はアイツに熱を上げていたわけだよ。反吐が出るな」

ツカツカと廊下の木材を奏でながら、初月は勇み足で吹雪の部屋に向かう。

迷う事もなく辿り着き、気取られないよう、静かに扉をノックした。


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