過去ログ - めぐみん「行ってらっしゃい、ゆんゆん」ゆんゆん「またね、めぐみん」
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[saga]
2016/06/24(金) 21:18:51.47 ID:OmZmP1SP0
それに−−−−。
「それにゆんゆんがいますしね。雑魚はゆんゆん、ボスは私が討伐すれば楽勝ですよ。ええ、そうです。今後はずっと一緒に稼げばいいんですよ。なんて簡単な事に今まで気づかなかったのでしょうか」
今後はずっと一緒に稼げばいいと私は言った。
私は今まであえて言わなかった事をついに言ってしまった−−−−。
あ、あれ? 私はなぜ今まであえて言わなかったのだろう?
私の言葉に対し、ゆんゆんが悲しそうな表情をする。
「ねえ、めぐみん。私……私ね」
ゆんゆんが目を閉じ、深く深呼吸をする。
一瞬、時が止まる。
告白されるのかと思えるぐらいの緊張感。
その緊張感の中、ゆんゆんが私をじっと見る。
見つめる。
−−−−そして。
私が一番聞きたくない事を言い出した。
「明日、紅魔の里に帰ろうと思うの」
「…………え? な、なんで?」
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