過去ログ - 【艦これ】提督「最高練度に達した艦娘が、本気を出すそうだ」【金剛シスターズ】
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 02:42:11.21 ID:Dbn24VX30
あの日以来、金剛姉妹は防衛圏外周の警備任務の命令しか下されなくなっていた。
ろくに整備されていない艤装、随伴は練度の低い駆逐艦のみ。
これでは戦闘になっても、まともに戦えないだろう。

「はあ･･･、困ったネー」
以下略


12:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 02:48:26.53 ID:Dbn24VX30
？？「おーい、生きてますかー？」

恐る恐る、声をかけてくる。
あまつさえ、つんつんとつついてくる。

以下略


13:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 02:52:26.58 ID:Dbn24VX30
彼はこの小さな鎮守府の提督だという。
驚いた。
全然それっぽくない。

提督「そりゃそうだ、やる気なんかないからね」
以下略


14:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 02:56:28.10 ID:Dbn24VX30
提督の適性。

指揮能力、運営能力、戦術眼、戦略眼。

どれも大事だが、艦娘を指揮するに最も重要な資質とは、
以下略


15:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:03:28.84 ID:Dbn24VX30
初期艦を含め、所属する駆逐艦は彼を諦めていないようだ。
時折見せる優しさを信じているのだろうか。

曙「そこは数字を記入するところよ！　なんでアルファベット書くのよ！」

以下略


16:名無しNIPPER[sage]
2016/06/26(日) 03:10:24.76 ID:KsdJlDSkO
(このスレ見るまで一人称私だから女提督かと思ってました)

17:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:11:27.60 ID:Dbn24VX30
提督「新しい海域を攻略しろってさ」

金剛「どんな所デス？」

提督「さあ、でも大丈夫でしょ」
以下略


18:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:17:20.74 ID:Dbn24VX30
叢雲「まったく！あいつはもう」

移動中も文句を言う初期艦。
提督を最も心配し、そしておそらく最も信頼している艦娘。
その姿はかあちゃんか、ねえちゃんか。
以下略


19:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:19:46.84 ID:Dbn24VX30
轟音。

「きゃああっ！」

駆逐艦ふたりが吹き飛ぶ。
以下略


20:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:25:36.64 ID:Dbn24VX30
その当たる瞬間。

叢雲「ぼさっとしてんじゃないわよ！」

駆逐艦がその小さな体で、戦艦を押しのける。
以下略


21:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 03:28:51.58 ID:Dbn24VX30
潜水艦の天敵。　爆雷とソナーを備えた、対潜水部隊。
機動力に劣る潜水艦は「そこにいる」とバレると、たちまち狩られる立場に入れ替わる。
状況によっては、勝利目前でも撤退する。
叢雲はそれに賭けたのだ。

以下略


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