1:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:17:23.57 ID:QvEJm4qqo
男はメイドが大好きだった。
マンガやアニメに登場するメイドはもちろん、メイド喫茶にもしょっちゅう足を運んだ。
図書館でメイドの歴史についても学んだし、「ハンドメイド」「冥土」といった単語を聞くと、
すぐさま女性のメイドを連想してしまう。
「俺、金が貯まったら、絶対家でメイドさん雇うんだ」
この手の与太話を、彼の同僚はいったい何度聞かされたことか。
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:20:49.19 ID:QvEJm4qqo
そんな彼が、ある電機メーカーから発売されることになった「メイドロボ」に目をつけることは必然といえた。
なにしろこのメイドロボ、外見が可愛らしいのはもちろん、彼女が一台あれば家事全てをこなすことができ、
3:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:23:10.00 ID:QvEJm4qqo
ところが、メイドロボを購入してからというもの、男は浮かぬ顔をしていることが多くなった。
心配になった同僚が、男に様子を尋ねる。
4:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:26:32.57 ID:QvEJm4qqo
「実はあのメイドロボ、俺が思ってたのとちょっと違ったんだ」
「え、どういうこと? 実はそこまで家事がこなせないとか? すぐ故障しちゃったとか?」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:29:35.57 ID:QvEJm4qqo
一ヶ月も経つと、たしかに男の顔から憂鬱さがなくなっていた。
メイドロボの「思ってたのと違う点」に慣れてきたためかもしれない。
実はメイドロボがどんなものか一度見てみたかった同僚は、男にこう切り出した。
6:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:32:27.54 ID:QvEJm4qqo
男は同僚を引き連れ、自分のマンションに帰宅する。
ドアを開けると、
7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:35:26.34 ID:QvEJm4qqo
メイドロボの仕草、肌や髪の質感、愛らしさ、どれをとってもとてもロボットとは思えない。
まるで人間、いや人間以上。
これなら仮にこのメイドロボが全くの役立たずだったとしても、
8:名無しNIPPER[sage]
2016/06/28(火) 00:38:07.23 ID:bYotOi9ko
星バーーーローーかな
9:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:38:46.53 ID:QvEJm4qqo
リビングのソファに座る男と同僚。
メイドロボは彼らの横にあるテーブルにコーヒーカップを用意し始めた。
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