過去ログ - 【艦これ】提督「安価で艦娘と話したら大変なことになった」
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926: ◆LFcKph6RSI[sage saga]
2016/09/10(土) 00:29:55.18 ID:AqSkw9RO0
ああ、澄み渡った良い夜だ。鎮守府と違って、潮風の代わりに少し土の匂いがする。
山城さん。今日は楽しんでくれたかな。

山城「ところで時雨」

時雨「何かな?」

山城「どうして今日は誘ってくれたの?」

時雨「ん、これと言って深い理由はないよ。ただ、今までの恩返し、とはちょっと違うかな。ちょっとした同窓会みたいもんだよ」

改めて訊かれると、本当にどうしてなんだろうね。

時雨「戦友なんだしさ、別に大した理由が無くても良い。じゃないかな?」

山城「ふーん。ま、貴女が良かったならそれでいいけれど」

時雨「違うよ!」

山城「え?」

ダメだこの人。やっぱり根本的な所で誤解している。

時雨「今日は、その山城さんに楽しんで欲しくて、僕なりにだけれど色々と考えたんだ」

山城「私の、為に?そんな……」

時雨「この際だからハッキリ言うけれど、ソレは山城さんの悪い癖だよ。自分の事を過小評価し過ぎている」

山城「でも、どうせ私なんて」

ああ、もう!
結局僕は、この人のこういうところが心配というか、気になるんだろうね。


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