過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「小雨のカフェで」
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15:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:13:04.16 ID:kA/nnSl90
藍子「加蓮ちゃんがサポートしてあげてください。歌鈴ちゃん、緊張を乗り越えたらすっごく頑張るんですよ。加蓮ちゃんなら緊張を解くやり方とか……教えてあげてくださいっ」

加蓮「はーい。……いやいや、これってもしかしたらの話だよ?」

藍子「あっ……そうでした」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:13:33.87 ID:kA/nnSl90
藍子「えいえいっ」ホッペタグニグニ

加蓮「ふぉらっ、はなひなさいっ。……ぷはっ。そこまでやってないでしょー」

藍子「加蓮ちゃんがそういう冗談を言わないためにです」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:14:03.98 ID:kA/nnSl90
藍子「私はもう慣れちゃいましたけれど、歌鈴ちゃんとお話する時は冗談言っちゃ駄目ですよ? 歌鈴ちゃん、きっと慌ててしまいますから」

加蓮「アンタは世話焼きな親か何かか……。……前からそうだっけ、藍子は」

藍子「もー」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:14:33.96 ID:kA/nnSl90
□ ■ □ ■ □


藍子「〜〜〜♪」チュルル

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:15:04.04 ID:kA/nnSl90
加蓮「あとは帰りにアイスでも買って食べれば完璧かな? って、まだ梅雨だっけ」

藍子「あ、あはは、そうでした。ちょっとだけ、気が早くなっちゃいましたね」

加蓮「やだなぁ、外に出たらまたジメジメするんだよね……。藍子ー、おぶって帰って」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:15:34.69 ID:kA/nnSl90
藍子「やりましたけどやってないんです! その……ちょっと前から、Pさんが――」

加蓮「セクハラ?」

藍子「そこまでではありませんっ。ただ、事あるごとに水着の話を振ってきたり、夏服のお話とか……でもなぜかいつの間にかプールや海のお話になってて。それで、この前こっそりPさんの事務机を見たら、カタログとかがいっぱい置いてあって」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:16:04.12 ID:kA/nnSl90
加蓮「うんうん。無理強いはしないけどさ、やれる時にやらないともったいないって。Pさんもいろんなお仕事とってきてくれるんだし。え? そんな仕事? って思っても、実際やってみたらきっと楽しいよ」

加蓮「私も、クリスマスの時なんかはそうだったし――」

藍子「……そうですよね。あの時の加蓮ちゃん、いっぱいワガママを言ってPさんを困らせてましたよね」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:16:35.04 ID:kA/nnSl90
藍子「本当にすごいんですよ。一面、綺麗な黄色で……その中に歩ける道があって……息を吸うだけで、いっぱいのお花に囲まれてる気持ちになれるです。写真も何枚撮っても飽きないくらいで、だから加蓮ちゃんにも見せてあげたいんです」

藍子「ううん……一緒に行きたいなっ」

加蓮「…………」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:17:04.37 ID:kA/nnSl90
藍子「加蓮ちゃんは何か――」

加蓮「ごめん。梅雨にやりたいことっていうのは……ちょっとないよ」

藍子「……加蓮ちゃん?」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:17:34.14 ID:kA/nnSl90
加蓮「ごめん。藍子はやりたいことをいっぱいやって……それを私に教えてよ。梅雨が終わってからでもいいよ。いっぱい教えて」

加蓮「うわー梅雨の間に私はなんてもったいないことをやってたんだー! って思っちゃうくらいに、いっぱいいっぱい教えてほしいな。藍子の幸せな思い出のこと」

藍子「……いっぱい教えてあげて、いっぱい悔しがらせてあげますから。そうして夏が来たら、その分たくさん外に出ましょうね」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/06/30(木) 18:18:04.39 ID:kA/nnSl90
加蓮「ってことで私はここに篭もるんだー。もう一歩も外に出ないんだー」

藍子「あ、冗談は繰り返すんですね。ええとっ……ご、ごほんっ。そんなことしたらPさんが困っちゃいますよ。わがまま言わないで、事務所に行きましょう!」

加蓮「思うんだけどさ、やっぱ相手の理想に自分を無理矢理合わせるのって意味なくない? それって嘘をつき続けるってことだよね。理想の関係とはほど遠いと思うんだ」
以下略



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