過去ログ - 男「リビングデッド・ジェントルマン」
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38: ◆XkFHc6ejAk[saga]
2016/07/08(金) 21:44:36.65 ID:VBSG/Jwx0
青年「……あ」

少女「起きた!! ねえ、大丈夫!?」

青年(少女のけたたましい声が、寝起きの頭を貫いていく)

青年(……夢だったのか……?)

青年「!」

青年(手に付いていた白い鱗が、それを否定する。……あの後、どうなったんだろう)

少年「おう、起きたか。とりあえず……奴は死んだ。安心しな」

青年「そう、ですか……」

管理人「女は休んでるよ。少ししたら元気になるさ」

青年「……」

男「青年君」

青年「! はい」

男「申し訳、ありませんでした」ペコ

青年「……!? な、なんで……土下座なんてやめてください! そもそも僕のせいであいつが来たんでしょ!」

男「いえ、その事ではなく……おそらく、私の血を拭った際に、身体に付着したのだと思われます」

青年「?」

男「私には特殊な呪いが掛かっています。おそらく、貴方の蛇神が私の呪われた血に反応して、時間をかけて力が表面に出てきたのでしょう」

青年「……これ、どうすれば……」

少年「心配するな。訓練すりゃ元に戻る。今は水道を開けっ放しにしてるようなもんだ。「閉じる」訓練をしねえとな」

青年「閉じる……」

男「とにかく、今日は色々と疲れたでしょう。しばらく大学の方も休む事をお勧めします」

青年「はい、そうします……」


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