過去ログ - 飛鳥「プロデューサーがエナドリの飲みすぎで死んだ」
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26:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 03:56:33.84 ID:ML0M3i7n0
「はぁ、事務所で落ち着けるのがトイレだけなんて……」

「ここね。ほら、せーのでいくよ?」

「ダー。でも、誰か入ってませんか?間違ってかけてしまったら、大変です」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 03:57:58.91 ID:ML0M3i7n0
彼女らは入れ替わり立ち代わりちひろさんをイジメていた一方で、川島さんや早苗さんや和久井さんのような、オトナの前では決してそんな素振りを見せなかった。
ちひろさん自身にも負い目があるのだろうことを見越して、発覚することを周到に隠す。

そんなちひろさんも、ただひたすらに耐えているだけだ。

以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:01:34.99 ID:ML0M3i7n0
その内イジメに加担するもの、加担させられるもの、気付かないもの、傍観するものと別れた。


積極的に加担する人は、プロデューサーに対して恋愛感情を持っていた人が多い。愛する人を奪った相手と認識しているのだろうか。
ちひろさんが殺意をもってしてエナドリを渡していたわけなどない、そんなことは彼女らも勿論理解ってはいる。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:05:08.37 ID:ML0M3i7n0
事務所内でのヒエラルキーが微妙に確立されつつある、そんな折だった。



「みく、もう我慢できない。凛チャン、こんなの絶対おかしいにゃ!」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:06:28.28 ID:ML0M3i7n0
「なに、文句あるの?」

「大有りだにゃ。凛チャン、もうやめよう、なんでことするの?」

「なんでって、だってあの人がエナドリなんか渡してなかったら、プロデューサーは死ななかったんだよ」
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:09:21.75 ID:ML0M3i7n0
それでも、凛さんたちの行動が変わることはなかった。もう、後には戻れないといった風だった。

それからは、みくさんがちひろさんの代わりに嫌がらせを受けるようになる。

しばらくして菜々さんや幸子等、何人かのアイドルがみくさんの味方をして、オトナ組も巻き込むこととなり……事務所のアイドルは完全に2分された。
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:13:09.18 ID:ML0M3i7n0
衣装に汚れをつけたり、メイク道具をぶちまけられたり……そんな嫌がらせを受けることが日常になりつつあった、ある日。


それは突然訪れる

以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:13:49.89 ID:ML0M3i7n0



高く組み上げられた積木ほど崩れやすい。
アイドル達はLIKEかLOVEかの違いはあれど、プロデューサーに対して好意を持っていたように思える。
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:15:43.24 ID:ML0M3i7n0
夕焼けの屋上で、ボクはセカイを観測している。
ここから見えるセカイも、今日でお別れだ。
事務所から拝借してきたエナドリを飲んでみる。プロデューサーが最期に飲んだ味を、ボクも忘れないように。
あのとき言えなかった別れの言葉を、やっと言える気がする。

以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 04:16:10.24 ID:ML0M3i7n0
イベントは無理のない範囲で走りましょう。
ここまで読んで下さった方に、エナドリを。


36:名無しNIPPER[sage]
2016/07/01(金) 04:25:36.74 ID:uWaYzkkDO
蛍光灯を替える時に脚立から落ちて頭を打って死んだPもいたな、あっちは未完だったが
危ういバランスで持っていたプロダクションが崩壊していくのは同じだった…

やはりプロデューサーになる前に改造手術が必要だな
滅多な事では死なない機械の身体が必要だ


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