過去ログ - 吹雪「はやく辞めてくださいよ司令官」 提督「吹雪さんこそ」
↓
1-
覧
板
20
59
:
◆36ujqGfUl2
[sage saga]
2016/08/07(日) 03:15:49.61 ID:iVZ+XxqT0
ベッドで寝ていた親潮が目覚めようとしている。ゆっくりと開く、天井を見つめる、ぼんやりとした虚ろな瞳。
初月は、胸の中にたまらないものを感じる。
「私……生きてる」
「おはよう。親潮」
初月の声に、親潮が顔だけを向ける。初月はなんとか笑顔のようなものを作ってみせた。
しかし、親潮は挨拶を返すこともなく、無表情で身体を起こす。
初月が見たことが無い親潮だった。朝はいつも初月よりも早く起きていて、自分の目覚めに明るい挨拶を送ってくれる少女なのだ。
初月はすぐにベッドから降りて親潮のベッドに向かう。その側の床にひざをついて、彼女の肩に手を回した。その体をいつもよりも冷たく感じる。親潮が流した汗が冷えていた。
「大丈夫か、親潮」
「……。私、生きてるんですね」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
145Res/95.30 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 吹雪「はやく辞めてくださいよ司令官」 提督「吹雪さんこそ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1467441092/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice