127: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 00:10:43.38 ID:Q0vXu4Ha0
ライブが終わると同時に、私と雪穂はことりさんに連れられて、急いで衣装のセッティング。
私の着ているのは、μ'sが9人で初めてライブをした、僕らのLIVE 君とのLIFEの衣装。
雪穂は去年の学園祭ライブで使用した、No brand girlsの衣装。
128: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 00:12:22.24 ID:Q0vXu4Ha0
衣装ショーが終わり、部室に戻ると一足先に戻っていた花陽さんが、まるで受験に失敗してしまった学生みたいに悶絶していました…。
「花陽さんは一体どうしたんでしょう?」
小声でことりさんに聞いてみると、今はそっとしておいてあげてと言われ、私と雪穂は別室へ連れていかれました。
129: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 00:13:44.42 ID:Q0vXu4Ha0
するとことりさんが、ものすごい笑顔でこちらを見ています。
「雪穂ちゃん、亜里沙ちゃん、今日はすっごく可愛かったよぉ!それでね、2人の衣装姿を写真に撮りたいの。だから、もう一回衣装来てくれたら、ことり嬉しいな〜。」
笑顔なのに、ものすごい圧力で私と雪穂は、ただ言いう通りにするしかありませんでした…。
130:名無しNIPPER[sage]
2016/07/10(日) 19:06:16.45 ID:bd5MM70SO
かよちん…
131: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:50:33.62 ID:Q0vXu4Ha0
私達の普段の練習はまず一つが体幹トレーニングです。
お姉ちゃんが教えたって言ってたから、私にはなじみ深いトレーニングなんです。
お姉ちゃんが昔バレエをやっていた頃、よく練習を一緒に真似したりしてましたから。
132: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:52:48.61 ID:Q0vXu4Ha0
一通りの練習メニューが終わって、今は休憩中です。
「おつかれさん。今日も精が出るねぇ。」
不意の後ろからの声に振り向くと、そこには巫女姿の希さん?!
133: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:55:46.83 ID:Q0vXu4Ha0
「希、まだここでアルバイトをしていたのですか?」
「何て言うのかな、こうやって境内の掃除とかするのがウチのルーティーンみたいになってるんよ。」
海未さんの問いに答える希さんの表情は、複雑そうな笑顔でした。
134: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:57:17.62 ID:Q0vXu4Ha0
「希ちゃんが素直にゃー!」
「うん、だから凛ちゃんワシワシさせて?」
そういいながら、希さんが手をワシワシさせて凛さんに迫る。
135: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:58:08.12 ID:Q0vXu4Ha0
「ど、どうして休憩中にこんなに疲れないといけないのですか…。」
「にゃ、にゃぁ・・・。」
ボロボロになった海未さんと凛さんを尻目に、ワシワシを堪能した希さんは、ツヤツヤで満足気です。
136: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/10(日) 23:59:52.80 ID:Q0vXu4Ha0
「うん、2人とも新入部員が来ると悪いからって、部室で待機中なんだよ。」
ことりさんが、ついでに新入生歓迎会の時の話もしました。
「それで、花陽ちゃん、例のアイドル談義口調がさらに力強くなっちゃった感じで・・・。」
137: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:01:14.80 ID:+6kWbwKn0
「そ。噂ではアイドル研究部の鬼部長とまで言われてるらしいわよ。」
希さんの察しの良さに、真姫さんがため息交じりで話します。
「まあ、雪穂と亜里沙がいるんだから、そこまで悲観しなくてもいいんだけど。」
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