過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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118: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:11:37.09 ID:5IvfQeQZ0
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???「あんたたち何なのこの奉仕は!神に仕える気があるの?」
ハーフエルフ「……」クイクイ
119: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:13:02.03 ID:5IvfQeQZ0
神父娘「あんたに決まってるでしょ!新入りのくせに私に挨拶に来ないとかどういうこと?」
ハーフエルフ「…ごめんなさい。ハーフエルフです。よろしくお願いします」
神父娘「ちょっと!私に話しかけないで!そんな魔物みたいな耳して!」
120: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:13:59.99 ID:5IvfQeQZ0
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神父娘「ちょっと!そこの魔物!」
神父娘「何無視してんの!あんたのことに決まってるでしょ!」
121: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:14:55.22 ID:5IvfQeQZ0
ハーフエルフ「そんなことないもん!」
神父娘「あるわよ!お父様に聞いたんだから間違いないわ!この魔物!」
ハーフエルフ「パパとママは悪くない!悪いのは勝手に疑ってる教会だもん!」
122: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:16:05.99 ID:5IvfQeQZ0
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修道女「15歳前後の子への縁談、10歳前後の子への養子縁組希望、7歳前後の子への養子縁組希望…」
神父「求人がちょうど孤児院の子たちと合致しているだろう」
123: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:17:41.74 ID:5IvfQeQZ0
神父「勿論、神を信じる敬虔な人間が多いからこその恵みではあるがな」
修道女「しかし、この村の民は鉱山のおかげで昼も夜もなく働いているようです」
神父「豊かになる為には、苦を乗り越えねばならぬのは当然のこと」
124: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:20:35.10 ID:5IvfQeQZ0
神父「いや、孤児院に魔物がいることは承知している」
修道女「神父様」
神父「魔物とはいえ子供、私とて孤児院の魔物を追い出せとh」
125: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:22:37.35 ID:5IvfQeQZ0
修道女「毎週ミサに来ていた者たちを異端と考える方がどうかしているのです」
神父「修道女は聖職者に向いていないようだな」
修道女「はっきり申し上げますが、向いていないのは神父様ですよ」
126: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:24:30.24 ID:5IvfQeQZ0
神父「仮にそうであったとしても、今はそんなことを優先している時か?」
神父「3人の孤児が幸せになろうという機会を、我々が潰してはならないのだ」
修道女「……」
127: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:25:57.62 ID:5IvfQeQZ0
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少女C「やっとお仕事が終わった」
少女B「きょうせいろうどうだよー」
128: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:27:36.82 ID:5IvfQeQZ0
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修道女「さて、今日の朝のお祈りは以上です。これから奉仕です。皆さん、掃除用具入れから自分の掃除用具を持って来て聖堂を掃除してくださいね」
「「「「はーい」」」」
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