過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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246: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/24(日) 22:56:06.85 ID:ZtYPow0h0
泉の女神「あ、そうそう。さっき話した『竜神』から聞いたんだけどな、お前の両親は隣りの帝国で健在だそうだ」
ハーフエルフ「!!」
泉の女神「数年前に一度、お前の様子を見にそこの鉱山まで戻ってきたらしい。ただ、その時はまだ魔族への風当たりが強くて村には入れなかったようだ」
247: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/24(日) 23:00:50.50 ID:ZtYPow0h0
泉の女神「っと、待った!」
ハーフエルフ「えっ!?」
泉の女神「この折れた鉄の剣と大きな肖像画と分厚い手紙、持っていけよ。お前が持っていなきゃ意味ねえ物だろ?」
248: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/24(日) 23:07:26.70 ID:ZtYPow0h0
本日の投下と、第4章は以上です。
249: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:03:24.67 ID:Nov9Czmh0
◆終章 蛇に足
−−−(天界の更衣室)−−−
泉の女神B「おはよ」
250: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:04:41.41 ID:Nov9Czmh0
泉の女神「お呼びでしょうか、ボス」
泉課長「ボスではありません。課長と呼びなさいと何度言ったら分かるんですか?」
泉の女神「すいません、以後気を付けます。ボス」
251: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:07:05.05 ID:Nov9Czmh0
泉の女神「失礼しまーす」
泉課長「ドアを閉めてください」
泉の女神「いや、密室ではなく住民に開かれた環境で仕事をしましょうよ」
252: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:08:48.15 ID:Nov9Czmh0
泉課長「人間界にいるハーフエルフは珍しいので、すぐに犯人の目星が付いたようで…」
泉の女神「あいつか!」
泉課長「ちゃんと聞いているのですか!」
253: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:10:45.79 ID:Nov9Czmh0
泉の女神「内部告発したクソアマはどいつですか!」
泉課長「では事実なんですね!」
泉の女神「はぁうっ!」
254: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:12:56.17 ID:Nov9Czmh0
泉課長「実は、そろそろ担当者が退任時期を迎え、空きそうなポストがあるのです」
泉の女神(どこだよ、その離職率の高いブラック部門は…)
泉課長「人間界事業部長を知っていますか?」
255: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:15:57.70 ID:Nov9Czmh0
−−−−−(数年後)−−−−−
ハーフエルフ「ここに生えているのが熱に効く薬草、向こうに生えているのが頭痛に効く薬草よ」
ハーフエルフ娘「ふーん」
256: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/25(月) 00:17:12.68 ID:Nov9Czmh0
ハーフエルフ「ふざけないの!」
ハーフエルフ娘「ひっ」ビクッ
ハーフエルフ「お薬はふざけたり、おままごとしながら作るものじゃないの」
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