103: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/20(水) 07:18:16.69 ID:MhS5mzTTO
その時彼は、初めてくちづけの感触を知った。
104: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/20(水) 07:20:05.97 ID:MhS5mzTTO
「ユウ、さん……?」
「柔らかかった?痛かった?血の味、するでしょ?」
105: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/20(水) 07:22:06.01 ID:MhS5mzTTO
“そうだよー、生きてたから、『また』出会えたんだ……。
ケイちゃん…かわいいかわいい、アタシのケイちゃん。
だからアタシの味も感触も、その傷もさ。
106:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 07:34:20.10 ID:rpgrXDlgo
この感じいい
107:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 09:00:22.24 ID:FoTC7L2a0
気の利いたこと言えねーけどすごく良い
108:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 09:24:52.74 ID:8Ok1/jxLO
あんな悪夢を見た後だと1人物思いに耽りたい感じかと思ったけど、あんな風に優しくされると吾を忘れて泣きたくなるんかね
109:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 10:41:44.04 ID:eM8+M00po
最後のお月様の表現すき…好き……
110:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 19:31:05.47 ID:ojQ62kGu0
あああああ
111: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/22(金) 03:04:54.19 ID:VIV8NJf80
投下します。
112: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/22(金) 03:18:26.09 ID:VIV8NJf80
「ケイくん、唇どうしたの?」
朝、いつもの如く工廠に来た夕張は、真っ先にケイの唇が目に付いた。
意外に目立つその傷は、ぶつけたというには不自然な位置にあり、彼女はそれが気になったのだ。
113: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/22(金) 03:21:42.01 ID:VIV8NJf80
「ケイくん、今日終わったら暇?」
「まぁ、居残りしなきゃ暇だな。」
「私こっち来たばっかりでさ、まだ美味しいお店とか知らないんだよね。
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