過去ログ - まゆ「一目惚れ」
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65: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/07/09(土) 22:18:26.68 ID:AV/P+s1H0
モバP「……しかし、成り代わった後も人間と同じく生きればそれでいいかといわれればそういうわけではない」

モバP「こいつらは人の魂を食らう必要がある」

まゆ「魂を……」

茄子「だから私は殺されかけてたんですねー♪」

モバP「ああ」

モバP「もしあそこで恋人になると返事をしていても、何らかの形で殺されただろう」

茄子「まあ、怖い♪」

ほたる「ぜんぜん怖そうに見えない……」

芳乃「恋人になりたいという形でわたくしたち……茄子殿に近づいてきたのはー?」

モバP「……おそらく、元の人格をある程度トレースした状態で近づきたかったからだろう」

モバP「周りにおかしいと気づかれては違和感なく元の人格成り代われない」

芳乃「ほー」

モバP「加えて、好意の目を向けて近寄られたとき、向けられた対象は油断することが多い」

モバP「自分のことを好き、といってくれる人に悪印象はどうしても持ちづらいからな」

モバP「だから、恋人になりたい……という形で近づいてきたんだと俺は思う」

歌鈴「なるほど……」

まゆ「……まゆ、別に女の子を恋愛的に好きになる趣味なんてないんですけどねぇ」

まゆ「それに、あんな、猟奇的なことなんてぜんぜんしないのに……」

モバP「……あくまで、その霊自体がまゆの表層を見て、違和感なく人を殺せるように考えた結果があれだ」

モバP「あれが、まゆの姿ってわけじゃない……それはみんなもわかってるだろう」

ほたる「もちろんですっ!」

歌鈴「……ほたるちゃんが、教えてくれたんです」

歌鈴「まゆさんがおかしいって」

歌鈴「私の知ってるまゆちゃんと違うって……だから私は気づけたんです」

まゆ「そうだったんですか……」

まゆ「ほたるちゃん……ありがとうございます、本当に……」

ほたる「あっ、いえ……あの、いつも私も、お世話になってますから……」

まゆ「……うふ」


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