8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/07(木) 20:35:51.87 ID:Mi73gln00
事務所のカフェは職員やアイドルが食事できるようにディナーもやっている。メニューは少ないが手頃な価格で美味しいと評判だった。
「初めて食事のもここでしたね」
まゆが嬉しそうにスープを掬った。エビのビスクの湯気は食欲をそそる匂いがした。
「そうだったかな」
「そうですよぉ」
とぼけたフリをしたがしっかり覚えていた。まゆが突然現れて意味不明なことを言った後、立ち話するのも変だったからここでゆっくりまゆと話した。まゆの熱意も本当だったし、読者モデルもやめたというからうちの事務所に引き取ることになった。その後、まゆと色々あり、まゆはアイドルとして俺はプロデューサーとしてトップを目指すことを誓った。
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