過去ログ - 少女「『わがまま王様と悪い魔女』」
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77:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:16:17.36 ID:79MKq6lso
王様「どういうことじゃ。あともう少しで魔女の根城なのに」
王様「この道をこう行って、こう来て」
78:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:16:52.33 ID:79MKq6lso
確かに地図の通りに来たはずでした。
でもなぜでしょう、地図を見ているとなんだか自信がなくなるのです。
本当に自分は地図の通りに来たのだろうか、そもそもこの地図は本当のものなのだろうか。
79:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:17:24.99 ID:79MKq6lso
王様「困ったことだ、ワシはどうすれば……はっ」
『その絵本はきっとあなたの行くべきところへと導いてくれるでしょう』
80:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:17:51.13 ID:79MKq6lso
王様は掛け声とともに絵本を開こうとしました。
しかしその前になんと紙の隙間から何かが飛び出てきたではありませんか。
その影は地面に降り立つと、鋭い視線をこちらに向けます。
81:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:18:18.00 ID:79MKq6lso
鎧「お前が沼地の魔女様に楯突くわがまま王か」
王様「なんじゃいきなり人をわがまま呼ばわりなど! お前は何者じゃ!」
82:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:18:44.93 ID:79MKq6lso
地獄の騎士は剣を構えて足を横へと踏み出します。
王様もそれに合わせて間合いを取りつつ腰の剣を抜きました。
睨み合い、
83:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:19:11.07 ID:79MKq6lso
王様「……うおおおおおお!」
鎧「フッ!」
84:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:19:37.50 ID:79MKq6lso
同時に飛び出しました。
一合、二合と打ち合って、力が完全に拮抗します。
王様はわがままだけど、剣術の修業は真面目にやったのです。
85:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:20:03.58 ID:79MKq6lso
王様「くっ、やりおる……」
鎧「お前もなかなかねばるじゃないか」
86:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:20:29.85 ID:79MKq6lso
王様は隙を突き何度も騎士に斬りつけます。
しかし鎧や兜が邪魔をして、なかなか傷を負わせることができません。
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