過去ログ - 少女「『わがまま王様と悪い魔女』」
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92:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:23:31.05 ID:79MKq6lso
騎士の鎧がはがれて落ちていました。
そうです、王様が投げつけたのはあの不思議な香水入りの瓶でした。
93:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:23:57.43 ID:79MKq6lso
鎧「お、俺の自慢の鎧が……」
王様「……なんというか、お前」
94:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:24:28.85 ID:79MKq6lso
冷静さを失った地獄の細騎士が剣を振り上げて襲いかかってきます。
王様は慌てて逃げ出そうとしました。
しかし、向こうの方から同じように怒り狂って走ってくる誰かがいます。
95:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:24:55.25 ID:79MKq6lso
狼「王様あぁぁぁひどいじゃないですかあぁぁぁ!」
王様「しまった気づかれたか……!」
96:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:25:28.80 ID:79MKq6lso
もう王様にはどうすることもできません。
観念して目を閉じます。
その時手から絵本が滑り落ちました。
まぶたの向こうに光がはじけて……視界いっぱいを埋めました。
97:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:26:01.75 ID:79MKq6lso
少女「むかしむかしあるところに優しい王子様と美しいお姫様ががいました」
少女「二人は仲良く暮らしていましたが、ある時それを妬んだ魔女がお姫様をさらってしまいました」
98:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:26:28.84 ID:79MKq6lso
商人「ようこそ」
狼「ようこそ王様」
99:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:26:55.25 ID:79MKq6lso
商人「まず」
商人「魔女様に会いたければそのマントを私にください」
100:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:27:22.14 ID:79MKq6lso
王様は迷いました。
しかし孫娘を助けるためならばとマントを渡しました。
101:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:27:49.80 ID:79MKq6lso
狼「次に」
狼「その剣を私にください」
102:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:28:17.43 ID:79MKq6lso
王様はすごく迷いました。
これがなければ戦えないからです。
しかし孫娘に再会するためならばと剣を渡しました。
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