過去ログ - 幻想郷に来た貴方が女の子と仲良くなる話2
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◆5m18GD4M5g
[saga]
2016/07/10(日) 18:48:51.65 ID:tMK3Wjeo0
3.傘のデザインについて尋ねた。
「ん?傘がどうかしたの?」
自身の持つ傘について尋ねられ一旦握手を止めて視線を傘に向ける小傘。
彼女の持つ傘は色こそ紫色で地味目な物の、その傘には大きな一つ目と口の様な物が描かれており、
口のような絵からは付属品と言うべきか舌の様なものが飛び出ている。
貴方は、なんだか唐笠お化けみたいだね、とその傘についての感想を述べた。
「みたいな、じゃ無くてその物なんだけど!」
貴方の感想に対して頬を膨らませて怒る小傘。
怒り方が何だか可愛らしいなどと言う感想はさて置き、その物とはどういう意味かと貴方は質問を重ねる。
「あ…そっか。ごめんごめん言って無かったね」
「ええと、この私、多々良小傘は唐笠をやっております、はい」
右手でその傘を抱えつつ、左手でスカートを摘まんでお嬢様の様な挨拶をする。
唐笠をやる、と言う言葉の意味が分からない貴方に、小傘は言葉を続ける。
「あー、まあ外の世界じゃ姿形でイメージ付いちゃうから分からないのかなぁ。ま、いっか」
小傘は仕方ない、と言った表情を浮かべると、そのまま先ほどの聖の様にフワリと体を浮かせた。
「兎に角、そういう訳だから今後ともよろしくって所で。それじゃ驚かせられてスッキリしたし、またね」
そのままふわふわと風に揺られる様に飛び去って行く。
貴方は質問の答えの意味も分からないまま、この世界は飛ぶのは珍しく無いんだなと一人で納得していた。
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