過去ログ - 男「まどマギの世界に来てしまった」
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139:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:41:46.11 ID:CDf/q1Qj0

 その時だった。
 何故か、今まで小さく、黒い髪の男の輪郭も見えていなかったはずなのに、男は黒い髪の男の姿を至近距離で見ているような錯覚を覚える。
 黒い髪の男は、目を瞑っていた。
 その黒い髪の男の目が徐々に開き、その目を完全に開いた。
 その顔は凛々しく、精悍な顔立ちで、その口元がゆっくりと動くのを男は見る。
 それと同時に、黒い髪の男は座した姿勢のまま、ゆっくりと左腕を上げ、右腕を上げきったときに男は黒い髪の男の声を聞いたような気がした。
 そしてそれと同時に男はクラピカとオセロを無意識に突き飛ばし、自身も横っ飛びをしていた。

???「北斗有情破顔拳」

男「うおおおおおおおあああああああああああ!!!!????」

クラピカ「ぐっ!?」

オセロ「なっ?」

 クラピカとオセロが男の突然の行動に文句を言おうとすると、自分たちが今までいた部屋に違和感を感じる。
 部屋に一本の線が入っていたのだ。
 その線はいったい何なのかという疑問もつかの間、線は太くなり、その線の隙間から外の景色が見え始め、ビルは半分に割れ崩壊を始めた。

男「なぁーーーー!? なななななな、なんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

クラピカ「オセロ!」

オセロ「っ!!」

 クラピカがオセロに指示を出すよりも早く、オセロは男とクラピカの身体に触れ、空間転移を行い、別のビルの屋上へと転移していた。
 別のビルにたどり着いた3人は背後で元いたビルが完全に崩壊する音を聞く。




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