33:名無しNIPPER[saga]
2016/07/13(水) 04:10:13.03 ID:yJjDsjd50
とりあえず、お前たちはブラジャーをつけろ! と怒鳴られ、半ば追い出される形でテーブルに戻る。
奏「はーおかしい。 奈緒も災難ね」
蘭子「飛鳥は意外と繊細ゆえ、時折見えざる悪魔に背を押されてしまうの」
わたしは腕の中で落ち込んでいる飛鳥ちゃんの頭を撫でながら、事のあらましを説明をしている。
現在の奏さんはとても楽しそうに笑っているけれど、飛鳥ちゃんが涙目で戻ってきたきた時はすっごく心配していた。
Caerulaの打ち上げで遊園地に行ってからの二人はとても仲が良くて、頻繁にお仕事の相談なんかをしているみたい。
奏「今日の飛鳥は甘えん坊ね。 手をつながれてたり泣いて甘えてたり、なんだか蘭子ちゃんの妹みたいよ」
飛鳥「よしてくれ、まだ泣いてない」
蘭子「まだ?」
飛鳥「まだでもない……」
そう言うと飛鳥ちゃんはわたしの膝から降りて自分の席に戻った。 右肩が少し湿っぽいのは、この際気が付かないことに
しておこう。 ふと時計を見上げると、時刻は8時30分。 なんだかんだで結構時間が過ぎてしまった。
二人分のナイフとフォークを用意していると、奈緒ちゃんが大きめのトレイを持ってやってきた。 大きめのサラダボウル
に牛乳、バスケット、それと新しいプレートが次々並べられていく。
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