過去ログ - 【艦これ】夕張「鎮守府のみんなが欲望に素直になってしまいました!」
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1: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:52:09.74 ID:GwzGWspLo
夕張「良いですか、提督。いかに私達、艦娘が軍艦の魂を継いだ海の戦士と言えども、ストレスとは完全に無縁ではいられません」

夕張「深海棲艦との闘い、それによる精神的負担は放置するのは大きな問題に繋がりかねないのです」

提督「それは分かっている」



電「あの……あの、頭撫でて欲しいのです」

響「ハラショー、やはりここは居心地も眺めも最高だ。他では味わえない」



夕張「もちろん、提督を始めとした鎮守府の皆さん、大本営、周囲の方々も配慮して下さっていることは理解しています」

夕張「ですか、全ての問題、全ての艦娘に対して万全に対応するというのは不可能です」

夕張「そのようなことをできるのは、それこそ神様の様な全能の存在でしょうね」



雷「ねえ、私にもっと頼っていいのよ? だから早くなにか頼み事してよね、ねっ!」

子日「子日、かくれんぼしたーい!」

島風「だめー! 私とかけっこするんだからー!」



夕張「だからこそ継続的、恒久的なメンタルケアを心掛けなければいけない。私はそう考えます」

夕張「今回のこの発明も、その一環の活動による副産物なのです」



文月「ねえねえー、あたしおままごとしたいなぁー」

菊月「いや、ここはやはりスニーキングミッションだ」

長月「世界の命運をかけた極秘潜入捜査。燃えるシチュエーションだな!」

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2: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:53:35.94 ID:GwzGWspLo
夕張「戦いの日々、気の知れた仲間同士とはいえ、集団生活の日々」

夕張「その中で、時にその人のやりたいこと、したい事……つまり欲望や欲求、そういうのを表に出せず、ストレスとなってしまうこともあるでしょう」

夕張「それを解放し、溜め込まないようにすること。それが今回の目的です」
以下略



3: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:54:10.51 ID:GwzGWspLo
電「阿武隈さん、もっと電の頭を撫でて欲しいのです」

雷「だから雷にもっと頼ってってば! ほら早く、ねっ、ねっ!」

暁「電、甘えるのならお姉ちゃんに甘えていいんだから! ほら、暁はここにいるわよ!」ちらっちらっ
以下略



4: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:54:56.18 ID:GwzGWspLo
――しばらくして。

足柄「ほら、響ちゃんこっち来なさい。クッキーあるわよ」

響「ハラショー」
以下略



5:名無しNIPPER
2016/07/12(火) 23:55:10.58 ID:cC3qkakNo
https://twitter.com/masucarupone39


6: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:55:38.16 ID:GwzGWspLo
夕張「そうね。阿武隈にも最初から説明しましょうか」

夕張「あれは私が太陽系の外側に向かう途中、宇宙怪獣をちぎっては投げ、ちぎっては投げと大暴れしていたときのことよ――」

阿武隈「そういうボケは良いから」
以下略



7: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:56:31.62 ID:GwzGWspLo
――二時間ほど前

夕張「……アカン、これは失敗作や」

秋津洲「なんで関西弁なの?」
以下略



8: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:57:04.88 ID:GwzGWspLo
秋津洲「うええええぇ!? それはまずいかも! 表に出しちゃいけない物だよ!」

夕張「分かってるわよ。こんなもん表に出してなるものですか。試験データとして残しておくのみで、厳重に保管しておくわ」

妖精さん(じゃあすいっち、おん)
以下略



9: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:57:47.11 ID:GwzGWspLo
夕張「そして現在に至る」

阿武隈「で、響ちゃん達がこんな風になっちゃったわけですか」

響「阿武隈さんエネルギー、現在40%。充電完了まであと六時間」(←こんな風)
以下略



10: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:58:16.66 ID:GwzGWspLo
阿武隈「もう、響ちゃん! いいかげんにしないと怒っちゃうんだから!」

響「前髪を崩して良いのは、前髪を崩される覚悟がある奴だけだよ。覚悟はできているさ」

阿武隈「うりゃうりゃー」わしゃわしゃ
以下略



11: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:58:50.54 ID:GwzGWspLo
響「阿武隈さん、私は?」くいっくいっ

阿武隈「頭の上に登らないでください」

響「これが……差別か」
以下略



12: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/12(火) 23:59:24.15 ID:GwzGWspLo
霞「ねえ、阿武隈さんケーキ! 霞、阿武隈さんが作ったケーキもっと食べたい!」くいっくいっ

阿武隈「あ、えっと……あんまり食べ過ぎると体に悪いから、また今度ね」

霞「うー……ケーキ……」じわっ
以下略



13: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:00:04.87 ID:JrVUW2K2o
若葉「初霜はやっぱりもふもふだな。さすが初霜だ」もふもふ

初霜「あの……若葉? 一体これはなんですか?」

電「若葉ちゃん? なにをしているのです?」
以下略



14: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:00:39.97 ID:JrVUW2K2o
若葉「いなづもふもふ……あぶくもふもふ……むう、やはりちょっと語呂が悪いな」

若葉「だがもふもふ度は、はつしもふもふに匹敵する。それが若葉の予想だ」

若葉「さあ、電。存分にもふもふさせてもらうぞ。ついでに若葉に甘えるといい」
以下略



15: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:01:16.67 ID:JrVUW2K2o
電「はうう……もふもふされちゃったよぉ」

若葉「なんだ? なんだったら、今度は電が若葉をもふもふしてもいいぞ?」

電「遠慮しておくのです……」
以下略



16: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:02:03.10 ID:JrVUW2K2o
電「初霜ちゃん、どうしたのです?」

初霜「電……私とお友達になってくださいっ!」

電「えっ? 初霜ちゃんは以前から友達だと、電は思っていたのです!」
以下略



17: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:02:43.91 ID:JrVUW2K2o
叢雲「そこまでよ若葉!」バンッ!

若葉「叢雲? どうしたんだ?」

叢雲「決まってるじゃない。若葉をもふもふしに来たのよ!」
以下略



18: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:03:32.50 ID:JrVUW2K2o
長月「大変だ! いつの間にか吹雪がいないぞ!」

五十鈴「はあ!? 一体どこへ行ったのよ!」

足柄「落ち着きなさい! 自分の部屋とかじゃないの?」
以下略



19: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:04:03.22 ID:JrVUW2K2o
熊野「いいですか、五月雨さん。ドジをなくすための第一歩。それは、常に心を落ち着けて行動することですわ」

五月雨「心を……落ち着ける」

熊野「ええ。そうすれば、間違えたり、失敗することは少なくなりますし、もし失敗しそうになっても、気づけることも増えますわよ」
以下略



20: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:04:40.81 ID:JrVUW2K2o
榛名「賑やかだから来てみましたが……みなさん、楽しそうですね」

ビスマルク「見つけたわよ榛名!」バンッ!

榛名「ビスマルクさん? 榛名に、なにか御用でしょうか?」
以下略



21: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/07/13(水) 00:05:13.66 ID:JrVUW2K2o
榛名(ビスマルクさん。ドイツの誇る大戦艦)

榛名(英海軍の象徴『マイティ・フッド』こと、当時世界最大級の巡洋戦艦フッド、及び最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズに勝利)

榛名(それだけじゃない。英海軍の大艦隊を相手に、四日間も激闘を繰り広げた闘志)
以下略



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