過去ログ - 小町「ぬくもり」 続
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10:名無しNIPPER
2016/07/13(水) 02:07:13.52 ID:kDJppMeS0
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次の日、体調も回復し起きてリビングに行くと両親がいた。

「あれ、二人とも今日休みだったっけ?」

「無理言って有給変えてもらったの、冬休みももう終わりだし家族で出かけようって」

「寝なくて大丈夫?」

「夜に外食に行くつもりだから昼寝れば大丈夫よ」

「良かった。でもどうしていきなり?」

「どっかの誰かさんが珍しく真剣にお願いしてきたからね、しかも自分以外の事で」

「え、それって…」

「ちなみに、八幡は今コンビニ行ってるわよ」

お母さんがウインクをしている。つまりはそういうことだ。

「小町もコンビニ行ってくる!有難うお母さん!」

「行ってらっしゃい、温かくしていくのよ。」

それを聞いてすぐコートを羽織る。
お父さんが何か話してた気がするけど気にせず玄関に向かう。

お兄ちゃんに会ったら正面から思いっきり抱き着いてやる!

扉を開けると冷たい空気が頬を赤く染める。
だがそんなことは気にも止めず、白い息を吐きながら私はコンビニへ向かって走り出した。




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