過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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708: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:54:11.59 ID:FGFremolO

空蜘「ぅぐっ……この力っ、まぁ前にあんな大木を軽々飛ばしてたくらいだから、覚悟してたけどっ…!」


涼狐「そっちもなかなか、やるじゃんっ……でもいいの? このまま続けてればヱ密の体、悲惨なことになっちゃうよ?」


……そう、涼狐と空蜘の力比べなのには間違いないのだが。

その力比べの的の中心となっているのは、ヱ密で。

涼狐のトイズはともかく、空蜘の術は糸。

ヱ密を縛り上げているのだから、その糸はきつく皮膚に食い込み、切り裂いていく。

既にヱ密の肌は、所々に血が滲んできていた。


……が、空蜘は。


空蜘「ん、ヱ密? どうなろうがそんなの知らねーよ。私はお前を殺せればそれでいいし。ていうかそもそもヱ密が自分から言ったことだしねー」


涼狐「うわ、その発言引くわぁ……仲間でしょ? もっと大事にしてあげなよ」


空蜘「仲間? さぁ、どうなんだろうねぇ。もし仲間だとしたら尚更、私の役に立ってもらわないと」


涼狐「…私、キミとだけは絶対友達になりたくないかも」


空蜘「そんなの、こっちから願い下げっ…!」



見えない力と力が衝突し、犇めき合う。


……さて、ここまではヱ密の策に添って事を運べている。

理想をいえば、空蜘が涼狐のトイズに打ち勝てばそれが最善ではあったのだが。


この策を進めるにあたって、条件が三つあった。

そのうちの一つとしては、まず空蜘が涼狐に勝てずとも負けないこと。

トイズの力と術の力が拮抗している今、一応それはクリアと言えよう。


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