過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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◆hjwFaAU9TE
[saga]
2016/07/16(土) 21:56:02.28 ID:FGFremolO
空蜘「チッ…」
涼狐「性格は捻くれてんのに、攻撃は素直なんだから。可愛いね」
空蜘「うっせっ! さっさと死ねこのっ!」
当然、一回避けられた程度で、手を緩めることはしなく。
手刀や足技を駆使し、息を吐く間も与えることなく涼狐を狙い討つ。
が、しかし。
触れることすら、許さない涼狐。
巧みに回避を続け、空蜘の連撃も空を切るばかり。
空蜘「うぅっ、ちょこまかとっ、うざいっ!」
空蜘とて、決して遅くはない。
が、その攻撃はどうしても涼狐を捉えることが出来ないのだ。
依咒のような五感を研ぎ澄ませる力を持っているわけではないのに、ここまで避け続けられるのは。
それはやはり、トイズの有無以前に、涼狐が戦闘に関して超人の域である故だろう。
策を講じて、作り出したこの一対一の状況。
己の身体のみ。身体能力だけを使っての戦い。
……それでもまだ、空蜘の方が分が悪い。
もしも空蜘とヱ密が逆の役割をしていたら、可能性は広がっていただろうが。
それだとまず、トイズから逃れることすら出来なく。
トイズを抑えての、純粋な戦闘となるとやはりこの配置しか考えられない。
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