過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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710: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:55:27.12 ID:FGFremolO


最後の条件として掲げられるのは。


空蜘が、涼狐に勝つこと──。


これはトイズと術の力比べの話ではなく、その言葉通り。

涼狐も空蜘も、能力を使用しているからといって動けないわけではない。

こうして能力同士が拮抗しているのだから、自ずと接近での戦闘となるわけで。


これこそが、二人の狙っていたもの──。



涼狐「…いらっしゃい。まーたやられにきたの?」

空蜘「違うよ? ……殺りにきたんだよ」


涼狐が扱うトイズの対象が一つだけと仮定しての、この策。

ヱ密がその身でトイズを請け負い、涼狐にトイズを使い続けさせる為に、空蜘の術でヱ密をその場に留める。

そして涼狐と空蜘、互いにトイズと術をこれ以上発動できない状態での近接。

条件は、同じ。


……ここまでして、ようやく。

ようやく、涼狐との純粋な一対一という状況を作り上げた──。



涼狐「ついさっき殺されかけたの忘れちゃった?」

空蜘「えー、そんなことあったっけー? どうでもいいよ、殺すからっ…!」


先に仕掛けたのは、空蜘。

涼狐の右目の下方、視界の外から攻撃を繰り出すが。


驚異的な反応速度で、するりと避けられる。


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