過去ログ - 赤星小梅「びしょぬれの記憶」
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3: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/07/17(日) 12:26:05.95 ID:z6mFNZbg0

「発射!」

車体が揺れる。煙と共に薬きょうが吐き出された。

「ドカーーーン!」

目の前の土砂が綺麗に吹き飛んだ。

車内で歓声が上がる。

しかし車長の私はいかなるときでも冷静に状況を観察した。

地響きとともに始まった新たな土砂崩れをいち早く察知した私は、すぐに全速前進の指示を出した。

可能な限りで最速の回避行動だった。

しかし自然の力がそれを上回ってしまった。



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