過去ログ - 赤星小梅「びしょぬれの記憶」
1- 20
30: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/07/17(日) 14:33:44.10 ID:z6mFNZbg0

私と母の戦車の音だった。

その音はいつも軽快で、母の微笑みを届けてくれた。

母は私の背中を包み込んでくれる。

同じ操縦桿を握って私に語りかけてくる。

「誰かのために泣いてくれる人は立派な人なのよ」

「もし友達が助かったら、私なら泣くんじゃなくて喜ぶと思うなぁ」

「嬉しくて泣くときもあるのよ」

「どうして?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
58Res/26.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice