2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:10:20.24 ID:qPb0xTcx0
雷「電、ほっぺた抓って」
電「またなのですか……？」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:11:10.48 ID:qPb0xTcx0
雷「もっと強くっ」
電「う〜……いくのですっ」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:11:42.61 ID:qPb0xTcx0
世界がおかしいというのはちょっと訂正しないといけないかも。
おかしくなったのは私だ。あの日以来、私にはあらゆる実感というのが湧かなくなっていた。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:13:15.16 ID:qPb0xTcx0
呆れられるのも無理はない。
あれから二か月。私は毎日同じようなことを頼んできたのだ。電だけなく、他のみんなにも。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:14:00.08 ID:qPb0xTcx0
おちゃらけて笑うと、響は無造作に手を払いのけた。
それから手を私の身体に回して、耳元でささやいてくる。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:14:30.11 ID:qPb0xTcx0
ばたばたと暴れると、突然すっと解放される。
かなりきつくやられた。電も容赦なかったけれど、流石に二か月も同じようなことをしていればそうなるのかもしれない。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:15:07.35 ID:qPb0xTcx0
暁「よし、お姉ちゃんに任せなさい！ ふふんっ、今日こそ決着をつけてあげるわ！ 響、電。雷を掴まえてて！」
雷「えっ、こら、ちょ、ちょっとなにをするつもり！？」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:15:49.15 ID:qPb0xTcx0
黒い海の夢を見た。
私はただ逃げていた。恥も誇りも捨てて一目散に走っていた。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:21:33.70 ID:qPb0xTcx0
お決まりの日常が続いた。
遠征して、出撃して、演習して。お休みの日はみんなと外へお出かけしたり、騒いだりして。
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:22:00.54 ID:qPb0xTcx0
雷「あーもう失敗しちゃったわ」
54Res/30.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
