過去ログ - 雷「なんか変な夢を見たわ」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:11:42.61 ID:qPb0xTcx0


世界がおかしいというのはちょっと訂正しないといけないかも。

おかしくなったのは私だ。あの日以来、私にはあらゆる実感というのが湧かなくなっていた。
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:13:15.16 ID:qPb0xTcx0


呆れられるのも無理はない。

あれから二か月。私は毎日同じようなことを頼んできたのだ。電だけなく、他のみんなにも。
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:14:00.08 ID:qPb0xTcx0


おちゃらけて笑うと、響は無造作に手を払いのけた。

それから手を私の身体に回して、耳元でささやいてくる。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:14:30.11 ID:qPb0xTcx0


ばたばたと暴れると、突然すっと解放される。

かなりきつくやられた。電も容赦なかったけれど、流石に二か月も同じようなことをしていればそうなるのかもしれない。
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:15:07.35 ID:qPb0xTcx0


暁「よし、お姉ちゃんに任せなさい! ふふんっ、今日こそ決着をつけてあげるわ! 響、電。雷を掴まえてて!」

雷「えっ、こら、ちょ、ちょっとなにをするつもり!?」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:15:49.15 ID:qPb0xTcx0


黒い海の夢を見た。

私はただ逃げていた。恥も誇りも捨てて一目散に走っていた。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:21:33.70 ID:qPb0xTcx0


お決まりの日常が続いた。

遠征して、出撃して、演習して。お休みの日はみんなと外へお出かけしたり、騒いだりして。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:22:00.54 ID:qPb0xTcx0


雷「あーもう失敗しちゃったわ」

 
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:22:42.99 ID:qPb0xTcx0


しばらく鳳翔さんと世間話に花を咲かせて……私は尋ねてみた。


以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:23:13.74 ID:qPb0xTcx0


雷「うーん……わからないわ」

鳳翔「正解はですね、真面目な表情で悩む雷さんを可愛いと思ってました。もし私が雷さんの空想の産物なら、雷さんは私の考えが読めるでしょう?」
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/20(水) 05:23:41.15 ID:qPb0xTcx0


雷「鳳翔さんは、深海棲艦が一体なんなのかわかる?」

鳳翔「そうですね。世界の海を荒らす人類の敵……ですか。そういう風に殆どの人は習っていると思います」
以下略



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